アラカルト

秀次の無念

今日は安土城再建の打ち合わせで近江八幡へ。盆休み初日ということもあり、渋滞が予想されたのでかなり早く出発。行き帰りとも大渋滞でした…。それでも、余裕を持って出たので、少し早く到着。今まで一度も登ったことのなかった八幡山に登りました。ま、ロープウェイを使ってですが。上からは城下町が一望できます。この町は安土城が焼かれてから豊臣秀次が整備したところ。山頂にはいまは城跡だけが残り、秀次の菩提を弔うために建てられ移築された瑞龍寺があります。中は有料なので誰も入らず、私一人で独占。この場所に立つと秀次の無念さが伝わってくるようです。私、同じ木下性ですし何か感情移入してしまう。秀次さんは結構地域の方に愛されているのが分かります。その後、彼が整備した八幡堀も時代の流れの中で埋め立てられる危機にあいますが、住民運動とともに、当時の川端五兵衞市長が景観法に基づく景観計画・水郷風景計画を全国に先駆けて施行したほか、風景づくり条例も制定して、いまの景観を守りました。「まちづくりには官も民もない」「ここに骨を埋めてもいい風景をみんなで作ろう」というコンセプトで、彼は市政を行いました。やはり何かを残す方は覚悟が違います。その川端氏に再建の会の顧問に就任頂くよう、理事長が調整をされています。私も微力ながら可能は範囲でのお手伝いができればと思っています。お昼は八幡堀近くに昨年できたというカフェで近江牛丼を頂きました☆夏の八幡堀もなかなか良いものです。

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│-│-│2018/08/11(土) 23:36

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