アラカルト

ロシア料理とアートプロジェクト

震災24年目ですね。もう大学生は神戸の震災をまったく知らない世代になりました。学生の防災意識は全体的に低いです。でも、必ず災害は来ます。日頃の備えと地域連携が大切に思います。移動中に巻き込まれても大丈夫なように、車の中にも防災グッズや非常食を入れています。さて、まだ熱海が続きます。初日にいろいろ歩き回っている最中に、とても気になったロシア料理のお店がありました。学生の時、初めての海外旅行がロシア(当時はソ連)でした。ハバロフスクからタシケントに行き、カスピ海のバクーからバスでアゼルバイジャンとジョージア(当時はグルジア)を横断し、黒海にでて最後はモスクワ経由で日本に帰ってくるという行程。その後、あの辺りは独立紛争で大変なことになりますが、普段はのどかな風景や町が広がっていました。かなり濃すぎる旅行だったので、いまだにロシアおよび周辺諸国には関心があります。また、ロシアの方にお会いすると親近感を覚えます。なので、たまにロシア料理が食べたくなるのです。このお店は日本の方が経営していましたが結構本格的で、黒パンやルシアンティーなども頂くことができて大満足☆やはり「味」というのは、人の記憶を呼び戻す働きがありますね。で、ここの店主さん海中カメラマンという変わった方。人生で3回も死にかけ、その過程で「海」に助けられたのだそう。海辺のホテルで写真展をしているのでぜひ見てきて欲しいといわれたので、食後に見学してきました。神秘的な写真の数々でした。沖縄を思い出す。昨年の秋に「熱海アートエキスポ」というアートプロジェクトが行われていたらしく、その展示の一環だったようです。ロシア料理を食べに行ったのに、結局アートプロジェクトに流れるとは、やっぱり何か縁があるのでしょうねぇ。

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│-│-│2019/01/17(木) 21:58

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