アラカルト

気まずい瞬間

穏やかな土曜日。今日も有給休暇。以前から京都アニメーションの仕事をずっと調べていて、一番観てみたかったのが「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」でした(写真は公式HPより)。もともと暁佳奈さんによるライトノベルが原作で、それをアニメ化したもの。主人公の少女は、子どもの頃から戦場にかり出され、感情を殺しながら戦いの日々を送ります。戦後は「自動手記人形」と呼ばれる代筆屋の仕事をし、多くの人と触れ合いながら心や感情を取り戻していくストーリーです。京都アニメーション大賞における唯一の大賞受賞作品であり、昨年放送されています。多くのアニメ作品は、どちらかというと悪い敵を倒したり、仲間と勝ち抜いていくといったストーリーが多い中、人の気持ちに寄り添うような内容で、面白いと思いました。また、キーコンセプトが「手紙」だったり「タイプライター」など、アナログ的な部分も気に入りました。いつも使っていたジム近くのツタヤのDVDレンタルコーナーがなくなってしまったので、 数年ぶりに東野のゲオに行ってみました。とにかく、アニメ作品って膨大なんですね。日頃観ないので探すのが大変でした。最初は「バイオレット」の「は行」で探していて、途中から「ヴァイオレット」だから「あ行」であることに気がつきました…。アニメ棚を必死に探していたので、女子大生や女子高生にも変な目で見られてしまいました。ある意味R18コーナーに居るより気まずい感じでしたねぇ。ここは前にゼミ生もバイトしてましたので、誰かに観られているかも知れないということは前提として入ってますが…何も悪いことしていませんので。むしろ昔のアニメがたくさんあって、懐かしくて借りたくなったりしましたけど。30分くらい棚をうろうろしてようやく発見。でもほとんどレンタルされていて、3巻目だけあったのでそこから観ることにしました。京都アニクオリティという言葉が示すように、背景や人物表現が丁寧に描かれていました。時間をかけて少しずつ観ていければと思います。観ていて、昔父親に借りたタイプライターを思い出しました。使っていたのは手動ではなく電動タイプライターと呼ばれるものでした。ほとんどコンピューターに駆逐されてしまいましたが、久しぶりに使ってみたくなりました。そういえば、筆も最近使ってないなぁ。

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│-│-│2019/08/24(土) 23:23

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