アラカルト

自主性を育むプログラム

今年もあと3ヶ月ですね。今日から消費税がアップ。国はどうやら本気で財政再建など考えていないようです。税金を上げる以前に無駄をなくすことをすべきなのに…。また、現金を使う人にとってはポイント還元は差別的・不平等な政策です。ポイントはそのうち消え、キャッシュレスにして税収をしっかりとることが狙いです。さて、10月1日は内定式でもあります。4回生ゼミ生15名のうち、授業に出席したのは4名でした。ゼミでは卒業研究と共同研究(今年はバームクーヘンの研究開発)を行っていますが、共同研究の方は休んだ人にも情報が伝わるように、毎回プロジェクトの議事録を作っています。今年はチームが3つあるので、3つの議事録を作りそれを私がまとめて授業までに印刷します。学生のうちから記録をつくることを学んで欲しいということもあります。社会人でもまともに議事録や報告書を書けない人は沢山います。記録や報告がないと何をしているのかさっぱり分かりません。面倒な作業なので、トレーニングが必要なのです。この作業はかなりの年数やっているので、システマティックになっていて、毎回課題も自分たちで考えてもらいます。人によって課題に差が出ないように、一人ひとり同じ課題にするよう配慮しています。毎週この積み上げをしていきます。企画は学生が主体で考えますが、全体の方向性がおかしい場合とか、今後の流れで必要になりそうなこと、あるいは問題が起きそうなことなどを最後に「木下コメント」として整理して記述します。私の場合、協調性を養い自主性を育むことを目的としているので、こちらから「企画を押しつけることは決してしない」というのがポリシーです。人数が多いと全ての議論を把握することができませんし、個人研究も同時に進めますので、このシステムが最も効率が良いのです。大学のゼミではありますが、ほぼ会社のプロジェクトルームと同じようなことをしています。また、なんとなく全員の交換ノートみたいな感じでもあります。年内には何らかの発表ができそうな段階にきています。お楽しみにしていて下さい☆

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│-│-│2019/10/01(火) 21:51

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