アラカルト

隠された十字架

このところやることが多すぎて、頭がついていきません。いつかポカをしてしまいそう。もう少し余裕を持ちたい。◆奈良の続きです。せっかく斑鳩に行ったので、久しぶりに法隆寺と中宮寺を見学。ここに来るときに雨が降っていたことがない。学生時代から考えると何度来たことだろう。まわりは変わっていくけれど、伽藍の中はほぼ一緒。ホッとします。ただ、大勢の修学旅行生がいたのには驚きました。まだこんな見学方法をやっているんだ。もっと考えて見させないと印象に残らないと思います。昔は怨念とかに関心はありませんでしたが、やはりここは梅原先生の『隠された十字架』にあるように、聖徳太子の怨念を封じ込めたというか、鎮めるために建てられたと考えています。四天王寺が明らかに物部守屋の怨念を鎮めるために作られたのと同じであるように。今と違って、昔は怨念とかとても恐れられていたと思います。救世観音がたまたま公開されていたのでご対面できました。この像もフェノロサや岡倉天心が開けるまで、1300年もの間450メートルの布にぐるぐる巻きにされていたわけですから、尋常ではありません。封印の儀式が行われていたと考えてもおかしくはない。個人的には中宮寺の弥勒菩薩が好き。この像もほとんどマリア像に近い。広隆寺が大秦寺であり、景教(キリスト教)と関係する寺院であったことはほぼ間違いないし、何らかの形で太子とマリア・キリストが隠される意味がどこにあったのかもしれません。その鍵は恐らく秦氏にあると思われます。古い時代のことなので、不明なことが多いですが、今後も新たな発見がなされることになるかも知れません。◆この日のお昼は南大門を見ながら奈良ずくしのランチを頂きました☆

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│-│-│2019/11/19(火) 22:31

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