アラカルト

佐々木氏発祥の地 〜沙沙貴神社とその源流〜

今日はまさに底冷えするような寒さ。多少雪も降りましたが、積もらないで欲しいなぁ。◆昨日の話になりますが、会議の前に少し時間があったので、久しぶりに安土にある沙沙貴神社に参拝いたしました。地元では有名ですが、全国的にはあまり知られていないと思います。とても素敵な神社で、威厳があります。境内には立派な絵馬堂があったり、何より樹木が沢山あり、この時期は多様な蝋梅が咲いていて、とてもいい香りが漂っていました。ここは佐々木氏発祥の地とされ、今年の大河ドラマに登場する佐々木秀義の息子である佐々木定綱以来近江を支配した拠点です。私は、なぜこの神社がここにあるのか、なぜ祭神が少彦名命なのかという解をまだ得られていません。また、佐々木氏の源流は宇多天皇とその子敦実親王となりますので(宇多源氏)、勧修寺(大宅氏)と繋がり、山科とも縁があるのです。大河ドラマで秀義は歯抜けのひょうきんな人物として描かれていますが、敦実親王の兄弟であった醍醐天皇や敦慶親王は、光源氏のモデルとも言われているほど、超イケメンの家系です。とくに敦慶親王は容姿にすぐれ、「好色無双の美人」と評された人物。そこから何代も後なので実際はわかりませんが、歯が抜けたおっさんではなく、スリムなイケメンで描いて欲しかったと思います。

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│-│-│2022/02/17(木) 22:28

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