アラカルト

琵琶法師の聖地

前期もようやく中間点にさしかかりました。200人授業がなかなか辛いものがありますが、少しペースをつかめてきた感じ。LA(ラーニングアシスタント)は付けず、200人を6人毎のグループに分け、グループワークをさせています。A〜Zまでのグループでは足りず、イロハニ…グループを追加します。毎回課題やリアクションを出させ、全部チェックします。大変ですが、少しずつ私なりのメソッドが確立しつつあります。まずは質を担保し、その後は効率性を高めていきます。いつか本にまとめるぜよ。◆日曜日の話にもどりますが、四ノ宮のマーケットに行く前に四宮大明神に参拝しました。ここは場所がわかりにくいので、知る人ぞ知る神社です。仁明天皇の第四皇子であり若くして失明された人康親王(さねやすしんのう:831〜872)がこの地で隠棲し、自ら琵琶を奏でるだけでなく、その後の琵琶法師の制度を作ったとされる場所です。江戸時代には琵琶法師が毎年この地に集まり琵琶を演奏し親王の霊を慰めたとのこと。最近はまちづくりで琵琶や弦楽をテーマに活動される人もおります。人康親王はよく蝉丸法師と混同されることもありますが、恐らく別人だったと考えられます。ともかく、この地は眼の見えない方々にとって聖地的な存在だったのです。私にお金があれば前の土地を買い取ってきちんと整備したいのですが…壁のような建物が目の前に建設されていました…ああ無情…。◆マーケットではいろんなものが売っていましたが、私はナッツとグラノーラを購入してみました。少しずつ食べようと思ったのですが、美味しすぎてナッツは一気に食べてしまいました。

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│-│-│2023/05/30(火) 21:46

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