アラカルト

続くもんじゅの狂気

本日付日経新聞朝刊11頁にもんじゅの有識者会合の件が掲載されていました。それによると、まだ再稼働を前提に議論しているとのこと。あきれてものが言えません。よく「知見」という表記がでてきますが、「知見」「知見」と言う人ほど「知見」の無い人のように思われます。再稼働することにどれだけの犠牲と課題が出てくるのか予測・配慮ができないことに怒りすら覚えます。恐らく再稼働ありきの会議なのでしょう。前にも書きましたが、首長も含め組織そのものの評価が必要です。今すべきは、すでに出てきてしまった廃棄物や廃炉に知見を集める時なのではないでしょうか。それでも「万年」という月日の負債を残しているのですから、これまで原発政策を推進をしてきた者は最後まで責任を全うすべきと考えます。福島のトリチウムも心配です。トリチウムも放射性物質であり、その危険性が十分認知されていないようです。世界中が汚染され、日本はその保障問題に永続的に悩まされる危険性があるように思えてなりません。
│-│-│2016/04/25(月) 08:56

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