アラカルト

霊験いちじるしく

なぜか年末になるとメガネが壊れます。昨晩スポーツジムから帰ろうとしたら、サイドフレームがガタガタに。なんの前触れもありません。不思議です。私の商売道具の中でも最も重要なものなので、今日は打ち合わせもなかったので、早速一条寺のメガネ店「OBJ」へ。修理に一週間はかかるとのこと。お店に行くときに目に入ってきたのが「狸谷不動院」看板。そういえば、京都に来る前の今から20年も前に行ったきり。詩仙堂はたまに行くのですが、何かインスピレーションを感じたので上まで参拝することにしました。昔は友人と歩いて坂を上りましたが、今日は車で1分☆でも駐車場から階段が250段。なんと、ここは山科ともゆかりの深い木食正禅養阿上人(江戸時代の修行僧)が起こしたという。もっと古いお寺だと勝手に思い込んでいました。私の学生時代の卒論が木食上人(別の木食さんですが)だったんです。しかも養阿上人は丹波保津村の出身!いま大学院で丁度研究している場所。さらに、彼は最後熊野修行をし、この狸谷は熊野を模しているとも。なにかゾッとするほど縁のある場所。以前来た時には気づきませんでした。江戸期に発刊された『拾遺都名所図会』には「霊験いちじるしくてつねに詣人多し」とあり、私も参拝したら朝から続く片頭痛が不思議と軽くなりました。弘法大師や高野山ともゆかりがあり、ミニ八十八ケ所があったので有難く巡りました。みなさまの厄も払われますように。一条寺と言ったら「でっちようかん」。粒あんの方をチョイス☆これ好物です。冬至のゆずならぬ、でっちようかんで寒い冬を乗り切ります!

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│-│-│2017/12/22(金) 23:49

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