アラカルト

ピラミッド

最近体調がいいのか、昨日さんざん歩いたのに、今日も朝からヨガワークに、展覧会2本はしごと、結構歩きました。ヨガは最近お気に入りの気功ヨガに参加。体位中心のものより、動きが静かで心が落ち着きます。そして不思議な心地よさが広がります。午後には京都文化博物館で開催中のエジプト展を見学。最近日本の古代史をかじっているので、ほんとによく似ていると感じます。ピラミッドは見れば見るほど三輪山に見えてきます。昨日行った春日大社のご神体である御蓋山も、三輪山も基本的にピラミッドと同じ。御蓋山の真西に率川神社という奈良最古と言われる神社がありますが、山の神を祀る祭祀遺構と考えられており、太陽神とも関わる古い形式を残しています。ミイラに被せる黄金のマスクは太陽を意味していて、縄文時代に文字があったらなぁといつも思います。その後、マンガミュージアムのふたり展に。宮崎さんの原画や関連模型などをじっくり観察。思わぬ貴重文献を手に入れることが出来ました。マンガミュージアムは小学校をリノベートして作られたものですが、ここの階段の石の手すりと床のタイル、そしてステップの気の滑り止めの雰囲気がなぜかとても好きなんです。今日は自分用に石のピラミッドを購入しました。色が綺麗で癒されます。お昼はヨガスタジオのカフェでランチプレートを。最近、テイストが少し変わりましたが、無添加・無化学調味料によって調理されたお料理なんですよ!いつもありがたく食しています☆

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│-│-│2016/11/20(日) 23:16

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春日大社式年造替

昨日はとはうってかわってあいにくの天気でしたが、この時期を逃すまいと春日大社式年造替(ぞうたい)の本殿前特別参拝に行ってきました。雨も霧雨程度で寒くもなく、綺麗に塗り替えられた社殿を拝見させていただきました。本殿は本朱100%の丹塗りとなっていて、中門の朱色とははっきりと異なります。伝統的な多くの行事が現在でも続けられており、今日は流鏑馬をたまたま見ることができました。春日大社と興福寺はともに藤原氏の氏神氏であるため、ここ山科とも関係があり、興福寺の前身は山科寺でした。ですので、今でも興福寺は山科寺とも言われます。また、今日見た本殿の第三殿の祭神は天児屋根命で、この神は藤原氏の祖神であり、山科には同じ神を祀る中臣神社があります。山科が藤原氏発祥の地と呼ばれる所以です。至る所で紅葉も鑑賞でき、また神聖な空気に触れられ、いい休日となりました。帰りに新しくできた国宝殿のカフェでソフトクリームセットを頂きました☆

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│-│-│2016/11/19(土) 22:23

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櫻井よしこ氏広告への憤り

今朝日経新聞を読んでいたら、このような広告がでていて、とても悲しくなりました。言論の自由は認めたいと思いますが、いままで見てきた広告の中で最も憤りを感じたものです。本当に主張したいならこのような紙の中ではなく、福島に住み、彼らの前で堂々と発言してみて欲しい。責任も保証もできないのに、こうした発言があの事故を生んだということを、この文章からはまったく感じられません。一瞬にして仕事を奪われ、夢を奪われ、ふるさとを追われ、自殺に追いやられた人達がこの文章をみたらどう思うでしょうか。汚染水対策もままならない状態で、国民に費用負担させてまでさせようとする。そして次に事故が起きても知らん顔でしょう。この人はバックにいる人たちの操り人形になってしまったのでしょうか。もしかしたら彼女も被害者なのかもしれません。私は研究自体を否定するわけではありませんが、現在における事故リスクの大きさ、費用対効果の問題、最終処理の問題、テロや過酷災害の問題、責任の問題等々、時代錯誤な見解だと思います。原発が自然エネルギー技術の発展を遅らせ、日本をダメにしたと私は考えています。本に書いたように、日本人は世界平均の3倍も電力を使っており、「社会的肥満(※筆者造語)」に陥っています。人口減という時代の中で電力利用がこれ以上急速に伸びることはなく、逆に微電力利用の技術・社会がしだいに構築されていくものと考えています。今、和歌山県と連携をしていますが、和歌山はすったもんだのあげく結局原発を誘致しなかったおかげで、南海トラフのリスクはありますが、原発のリスクはないので、それだけでも精神的に大きく違います。逆に美浜の老築原発が動き出しそうなので、京都もいよいよ覚悟はしておかないといけません。琵琶湖が汚染される光景なんてみたくないなぁ。

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│-│-│2016/11/19(土) 08:42

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守山の文化政策

今日も素晴らしい秋晴れ。滋賀県は守山市民ホールで大事な会議がありました。宮本市長はじめ、地域の方が芸術のまちを展開してから早5年。ルシオールフェスタがしっかりと根付いてきているのがわかります。来年は5月14日に決定。テーマは「ダンス」。大型事業だけにこの時期に大まかな内容がすでに決定しています。1月からチケット販売開始。メイン事業だけでなく、まちなかでのコンサートなど、身近で芸術にふれることのできる環境が次第に広がってきていて、素敵だなと思いました。これからは質を追求していく段階に入っていけそうです。それにいつの間にかキャラクターまで出来ていました!帰り際、入り口で呼び止める人がいるので、誰かなと思ったら、なんとうちの卒業生で、今年度からホールの受付を担当しているとのこと。奇遇ですし、とても嬉しく思いました。夕方、研究室に別の卒業生が遊びに来ていて、くりやさんの栗菓子を頂きました。黄色い袋の「金の実」という菓子は丹波栗をそのまま甘納豆にしている有名なお菓子だそうで、食べるのは初めてでしたが、とっても美味しくて、いくつでもいけちゃう感じでした☆秋らしい味をありがとうございました。

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│-│-│2016/11/18(金) 22:08

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妖怪×方言

後期の授業に「展示論」という科目がありますが、毎年期の後半に簡単な展示を実践します。こちらでテーマは与えず、ゼロベースから企画を考え、授業内で本格的なコンペティションを実施し、そこで決定するという形式を採用しています。今年は、21チームの中から方言という地域文化を紹介するのに妖怪をモチーフとして使うという企画がダントツトップになりました。その過程で、とっても不思議なことが。コンペは先週の木曜日に行い、翌日に集計をしたのですが、その作業の直前に本屋で写真の妖怪本を買っていたんです。たまたま書棚にあった多くの本の中からなぜこれを手に取ったかよく覚えていませんが、シンクロしすぎで驚きでした。ただ、以前大学院のときに妖怪(心意的造形)をテーマにしようと少し真剣に考えたことがあったのを思い出しました。あと、一番上の行に「縄文時代に生まれた」と書いてあって、なんでそう断定できるのか疑問に思ったのもあったのでしょう。今年は橋姫や水木しげるさんとも縁があったので、個人的にも楽しみながら関われればと思います。ともかく、優勝したチームには洋菓子カトレアさんのお菓子をプレゼント。当然私の分も買って、仕事終わりに「カトレアの露」というバターサンドクッキーを頂きました。この絶妙な組み合わせが大好きです☆

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│-│-│2016/11/17(木) 22:52

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