アラカルト

学び合う仕組み

いいお天気なのに今日もお仕事。このところ土曜日は出ずっぱりだなぁ。◆今日は学科の1回生全員が参加するインターゼミナールが開催されました。年末の恒例行事です。一応学科主任なので挨拶をしたり。学部が発足してから始めていますので、もう19回目になります。インターゼミナールの「インター」とは「相互」という意味があり、ゼミ相互で研究発表し合うプログラムです。学部が発足したころは外部からも先生や学生さんを招いて実施していましたら、ものすごく大変でした。いまは学科内でのプログラムにしていますが、それでも学生は結構緊張します。私も知らない学生相手に指導を行わなければなりません。よくできる子と、あまりできない子と半々ぐらいだったでしょうか。一応研究倫理教育などを行っていますが、サイトだけで終わらせている学生が数人おりました。逆に、上回生よりもすごい研究をしている学生も数人おりました。相互に刺激し合いながら学びが深まればと願います。長丁場だったのでヘロヘロです。

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│-│-│2019/12/14(土) 22:28

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CoFuFun(コフフン)

今日は打ち合わせ等が入っていなかったのですが、来週の授業準備や論文指導に加え、なぜか切れ目なく連絡が入る結構忙しい1日でした。年末まであともう一踏ん張りですね。◆さて、天理の続きです。もう1ヶ所行きたいところがありました。天理駅です。2年前に特徴的な駅前広場をプロデュースされ、どうなっているのか観てみたかったのです。その名も「CoFuFun(コフフン)」、古墳がモチーフです。古墳というと百舌鳥古市古墳群が今年は話題となりましたが、実は天理市内には約1600基もの古墳があり、まさに古墳のまちなんです。写真では分かりにくいかもしれませんが、円墳を模した遊具や建物がいくつも並んでいます。佐藤オオキさんという方がデザインしたそうです。日曜日ということもあるのか、とにかく子ども達がキャーキャー言いながら遊んでいるのが印象的でした。トランポリンとか私もやってみたかったのですが、大人は入れませんでした…。オシャレなカフェやショップ、それに観光案内所も併設され、駅前の賑わいを創出するにはとても良い装置のように感じました。課題を言うならば、この場所だけ洗練されすぎていて、まわりの雰囲気から浮いてしまっていること、屋外かつ白を基調としたデザインなので、メンテナンスが大変だと感じたこと、これだけでは観光資源にならないことなどが気になりました。最近は個性的な駅環境がだんだんとできはじめていますが、その中でも天理は超個性的と言えるでしょう。

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│-│-│2019/12/13(金) 23:17

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世界の不思議

ついに同僚の先生がインフルエンザに…。昨日ずっと一緒に会議していました…。ゼミ生にも患者がでてきたし、感染するのは時間の問題でしょうか…。ちなみに、京都に来てまだ一度もインフルにかかったことはありません。予防接種も一度もしたことがありませんけど…。◆さて、天理の続きです。せっかく天理に来たので、天理参考館(天理大学の博物館)に寄ってきました。ここには珍しい民族資料が数多く展示されています。その中でも目を引くのが入口にあるオルメカの石頭です。メキシコの古代文明。今から約3000年前のもの。これはレプリカですが、高さが3メートルもあり、密林の中から発見されました。しかも文明があった場所にはこの玄武岩はなく、80キロも離れた山から切り出されたと考えられています。ただ、日本にも巨石文化は多々あり、たとえばこの辺りであれば大津の太神山の巨石は人為的に組まれた祭祀場であると私は考えています。イースター島やピラミッドなどの有名な例もありますし、太古の人はそうした作業を主に信仰的な目的をもってこなしていたことが伺えます。現代人にとっては世界の不思議としか思えないかもしれませんが、常識というのは時代によって変わっていくものと思います。◆今日も学生さんからお菓子を頂きました。今日は「蒲焼さんの日」なんですって。思ったよりコクがあって美味しかったです☆ありがとう。◆今夜は満月でしょうねぇ。空気が澄んでいるのか、空が青く神秘的に見えます。なんとなく願いが叶う感じがします。

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│-│-│2019/12/12(木) 22:22

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早くも忘年会

今夜は京都駅のグランヴィアホテルで職場の忘年会でした。もうそんな季節なんですね。ちょっと贅沢をしました。久しぶりにお酒を飲んだのでほろ酔い気分。12月に入ってからが早く感じます。ただ、卒業論文のメールが学生からガンガン入ってくる状況なので、なんとなくソワソワします。私はこんな仕事をしていながら、実は細かい作業があまり得意ではないんです。逆に全体的な構成や流れをチェックするのは得意です。なので、細かいところは学生同士で相互チェックさせる方法を採っています。会が始まる前に、大学のリブランディングに関する説明がありました。これまで、大学のキャッチコピーは「響きあう、育ち合う」といったものでしたが、これからは確か「変化を楽しむ人になろう」みたいなキャッチに変わるとのことでした。私は「変わらない価値もある」と思う人なので、どっちでもよいです。物事には不易流行がありますので、両方が大事だと思います。着席したテーブルでは、普段お会いすることのない高校の数学の先生と、臨床検査学科の先生と楽しく歓談することができました。もう先生が多すぎて顔と名前がぜんぜん一致しません。私、人の名前を覚えるのもなぜか苦手なんです。一度覚えたら忘れないんですけどね。プレゼント企画では、かなり盛り上がっていましたが、最近シンプルライフを心がけているので物欲がなく、応募そのものをしませんでした(変なものにはなぜかこだわります)。そういえば、最近は人にもの(バウムクーヘン)をあげてばかりです。バウムクーヘンはお礼とかに持っていくのに丁度いいんです。かなり喜ばれます。ただ、開発した和風系の人気はいまいちです。味とは難しいとつくづく感じます。自分たちは良かれと思って作っていても、お客さんがそれを選ぶとは限りません。ただ、今回のバウムは多くの味を楽しめますので、一つでも心に残る味があれば良いのだと思っています。シメのスイーツはシャーベットでした☆街はもうクリスマスです!

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│-│-│2019/12/11(水) 23:01

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隠された神

火曜日はゼミの日。来週が論文提出習慣。そうです、全員の論文をチェックしないといけないので、そうとう神経を使いました。頭を使いすぎると体がきついです。◆今日は日曜日に行った天理のお話。どうしても行きたいところがありました。石上神宮(いそのかみじんぐう)です。やっと初参拝ができました。天理というと天理教が有名ですが、ここにはもの凄く古い歴史をもつ神社があるのです。天孫降臨の時代、神武以前からの歴史に関係があります。物部氏の拠点でもあり、十種神宝(とくさのかんだから)とも関わるので、おそらくニギハヤヒノミコトが祀られていたことでしょう。彼は神武天皇に大和の地を譲った人物です。ただ、神社の都合により隠されているようです。息子のウマシマジノミコトが祭神の一柱におります。ここは、かつて武器庫としての機能があったようで、有名な七支刀(しちしとう)はこの神社に伝来していたものです。また、境内には神の使いとして鶏がたくさんいて、他の神社とは趣が異なります。この日は火焚祭が行われるようで、その準備がなされていました。境内の奥にいくと禁足地があります。方角的にこの奥にあるのは末社である祓戸神社だと考えられます。ということは、セオリツヒメさまが祀られているはずですが、こちらも完全に隠されています。もう、そんな時代じゃないと思うのですが、残念でなりません。ところで、この神社には「玉のを」という麻布と勾玉でできた珍しいお守りがあり、病気によく効くそうなので、家族の健康を祈願して一つ求めました。最近、学内ではインフルエンザが流行りはじめたので、健康には気を付けたいと思います。

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│-│-│2019/12/10(火) 22:38

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