アラカルト

ツツジの開花

凄い雨になっちゃいました。台風の影響でしょうか。少し外を歩いただけで服がぐちょぐちょ。テンション下がります。明日も雨は残るようですが、週末は落ち着くようです。◆今日から大学院の授業が始まりました。新たに入学された方は、なんと片道2時間くらいかけて通学しているようで、頭が下がります。いい論文を書かれ、いい就職ができるよう、岩屋神社でお祈りいたしました。◆いつ咲くかずっと見ていた学内のツツジが、今日「ポンッ」っていう感じでいくつか咲き始めました☆雨に濡れてもいい表情です。

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│-│-│2022/04/14(木) 22:27

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マシュマロチャレンジとアート思考

学期が始まりいろんな授業がスタートしてきますが、今日は1回生の授業を行いました。最初なので、LA(ラーニング・アシスタント)さんの提案で、交流ゲーム「マシュマロチャレンジ」を開催。私は初めてでしたので、ずっと見学していました。パスタを使ってできるだけ高い構造物を造り、てっぺんにマシュマロを置いて倒れなければOKというもの。グループで協力し合いながら知恵を出すのですが、平面からだんだん立体になっていく様を見ていると、なんだか人間の進化のようで面白かったです。恐らく、社会学系というより工学系・建築系のワークショップとして最適でしょうし、こういう作業こそ知識によらない「アート思考」が重要になると感じました。また、参加の程度で学生たちのモチベーション度合いが良く分かり、多くの気づきを得ました。LA導入は初の試みですが、私がむしろ勉強させてもらっています。

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│-│-│2022/04/13(水) 21:45

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ゼミナールがはじまる

春というより、すでに初夏。半ズボンで歩いている人を見かけました。今日からゼミナールが開始され、久しぶりに会う4回生ゼミ生や、初めてのゼミとなる3回生とお話ししました。4回生は就活で忙しそうで、3回生は元気のいい子が多い感じでした。有意義なゼミとなり、みんなたくましく育っていってもらえたらと願います。写真は近所の家に咲いていたお花です。たくさん元気をいただいています。お散歩が楽しくなる季節となりましたね☆

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│-│-│2022/04/12(火) 21:25

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メタバースのキュレーション

前期授業がはじまりました。うちの大学では1800人近い新入生が入ってきましたので、賑やかです。出勤途中で京都薬科大学の学生達にも会いましたが、あそこはうちの3分の1の規模ですから新入生は600人くらいでしょうか。薬大は三条通が通学路なので、歩道いっぱいに列をなして歩いていました。うちの校内では、至る所に学生がたむろしていますが、ほとんどの学生はスマホかパソコンを見ています。2年前からパソコンを必携にしたため、このところノートパソコンを持ち歩く学生が多くなったのです。そして最近は、「ノートパソコンを開きながらスマホを見ている」という光景をよく目にします。先生方のバソコン2台持ちと同じような感覚なのでしょう。しかしながら、一方でメディアに支配され、モニターに目を奪われてしまう状況を危惧します。私は出勤前に読書をしますが、今日読了したのが岡嶋裕史さんの『メタバースとは何か ネット上の「もう一つの世界」』(光文社新書、2022)です。メタバースとは、コンピュータ上に作られた仮想世界の総称で、基本的に3次元構成のデジタル空間のことをいいます。かなり先の未来だと思っていたら、コロナ禍で遠隔技術が急速に普及し(使い易いかどうかは別として)、あわせて「メタバース」が社会的に認知されてきたといっていいでしょう。こうした環境を手放しで喜ぶことはできませんが、もう後戻りもできない状況なので、そのメリットともに特にデメリットをしっかり考えておくのが私の仕事だと思っています。また、この技術を地域振興に応用できないかと思い、近江八幡市で取り組みを始めています。著者の岡嶋さんは、ある意味強烈なオタクで、だからこそメタバースの世界で生き、その環境を享受してきたからこそ知り得る情報をこの本にまとめています(彼は「メタバースの中で死にたい」と大真面目で書いています)。普段スマホも使わずゲームすらをまったくしない私にとって未知の分野ではありましたが、そういう人間でも分かり易く書かれています(一部、カタカナ用語が突如でてきたりしますが、前後関係の文脈でなんとなく理解できます)。現実に希望をもてない彼の思考は理解しがたい面が多々あるのですが、同じような思想の人々が増えていく現実を知りました(この辺は教育や政治も悪いと思いますが…)。また、読み終えて思ったのは、このメタバースというのが今のホームページやSNSに近い将来置き換わっていくことが予想されます。今年は入学式がハイブリット方式(リアルとネットの両方)で行われ、先日御父母もアンケートを見たら、賛否両論ありました。中でも関心をもったのが、表現によってリアル以上の効果があったことです。つまり、技術が成熟していけばそのうちほとんどの活動がネットと繋がっていく可能性があるわけです。これまでにも、類似技術はありましたが、あえてそれを導入してまでやろうとする人は少なかっただけです。私は昔インターネットが登場してきたときに、文化施設のサイトを閲覧した人も「来場者」ととらえるべきであるとの文章を書いたことがありますが、ネット環境が良くなれば「来場者」の位置づけも変わって来るでしょう。たとえば、映画館などはもともと平面なので、ゴーグルの精度が上がれば、メタバースの方が快適な場合も考えられます。こうした動きが生じてきたからこそ、フェイスブックをはじめ、メディア企業の多くがプラットフォームの覇権を握ろうとしていることがよくわかりました。恐らく、この分野でも日本は出遅れている感じがします。パソコンのOSから、スマホのOS、ソフト・アプリから検索エンジン・SNS・Teams・Zoomに至るまでそのほとんどが外国製です。日本はどこまで頑張れるでしょうか。個人的に技術的なことはわかりませんし環境が整ってもほとんど使うことはないかと思いますが、使いたい人に対する環境をどう整備していくのかということと、いかにリアルな世界と結びつけていけるのかという視点は常に考えておきたいと思っています。そのためにも、今あるリアルとしての地域の資源や遺産をしっかり調査し、詳細なデジタル遺産として残しておく必要性を感じていて、文化庁にも学芸員にもデジタル遺産整備やメタバース環境をキュレーション(情報の収集・分析を行い、価値創出をすること)できる人材を育成するプログラムを早急に考えねばと感じている次第です。10年後の未来はかなり変わっていると思われます。一方で変わらない部分も沢山あるでしょう。メタバース(オンラインの環境)のことも考えつつ、「オフライン環境(つながりすぎない生活の在り方)」や「アウト・オブ・モニター(モニターを極力遠ざける生活の在り方)」ということも常に思考しています。「不易流行(ふえきりゅうこう)」、両方の視点を忘れないように気をつけたいものです。

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│-│-│2022/04/11(月) 21:32

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普通であることに感謝

長袖シャツでも暑いくらいの陽気でした。今日も編集作業の続きをしたいとは思いましたが、結構家の中が放置状態でしたし、お掃除日和ということもあって、久しぶりにほぼ1日家にいて片付けなどをしていました。本や資料が山のようになっていましたが、かなりスッキリ☆でも、つい読み始めちゃったりなんかして。日曜なので、それもまた良し。◆ところで、ぶら下がり器をリビングに置いています。奥の部屋だと冬場は寒くて使う気にもなれないからです。昨年は急に肩を痛め、結構長い間ぶら下がる事すらできませんでした。ただ、整骨院の先生から「この症状の場合、痛くても動かすこと」「できれば懸垂や腕立てをすること」といわれていました。まずは、ぶら下がる時間を少しでも長くすることから始め、だんだんと可動域を広げ、肩まわりの筋力を付けていきました。ようやく、懸垂を連続5回、腕立てを連続20回をこなせるようになりました。まぁ、普通ですが、もう治らないかも知れないと思っていましたので、普通にできるようになったことに感謝です。なんであんなに痛かったんだろう。◆お昼は、久しぶりにレガーロさんで魚のランチを頂きました。お客さんも戻ってきているようで嬉しい。メインも美味しいですが、ここの細麺パスタも絶品。スイーツは桜のシフォンケーキでした☆普通に美味しいモノを食べられることに感謝です。

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│-│-│2022/04/10(日) 21:38

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