アラカルト

華と厳

今日も最高の花見日和。朝、少しゆっくりして投票を済ませた後に、醍醐寺に。ちょうど満開でした☆以前よりも桜の数が増えているみたい。植えているのでしょう。そして初めて上醍醐へ。近くなのに行ったことが無かったんです。時間がないとか、准胝堂が焼失したり台風で登れなくなったりとか、たぶん自分の中で言い訳ばかり並べていたのでしょう。つまりは気力がなかったんだと思います。ここ数年、とくにいろいろあって気力が低下していましたが、今年は少しですが気力が上がっている感じがします。季節柄でしょうか上醍醐までは思ったより多くの人が参拝していました。外国の方も数人。話しかけられましたが、仏教用語の英訳に困ったり…。醍醐水は美味しかったです☆やっぱり上まで登らないと本当の醍醐寺は理解できません。そこからさらに行場と奥の院へ。ここまで行く人は誰もおりませんでした。上は倒木だらけでしたが、何とか行場の「東の覗き」へ。ここは熊野にも通じています。西の覗きは有名ですが、ここは裏行場になります。岩のてっぺんに登ります。下は崖…。落ちたら終わり…。修験者は山に入る前にいったん死ぬ儀式をし、新しい名前をもらいます。私は煩悩ばかり。ここでしばし瞑想と祈りを。家族の健康とその他いろいろ。鳥の声、トカゲの動く音、感覚が研ぎ澄まされます。奥の院は岩屋・洞窟です。ここも行場だったのでしょうか。修験道ができる以前、恐らく旧石器時代からこの場所はあったはず。山の信仰はいつから始まったのでしょうか。いつも見ている山なのに下から見るのと上から見るのとでは大違い。くたくたになりながら下山。それほど高い山ではないですが4時間近くいたことになります。ただ、新しい靴のおかげで足首はまったく痛くなかったです。帰りに山門近くで見たお花が綺麗でした☆

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│-│-│2019/04/07(日) 23:00

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