アラカルト

組織はやっぱり人

このところフジテレビが凄いことになっていますね。TBSも慌てて調査を始めたようですし。経営者の姿勢というのはホンマ大事です。◆経営者といえば、今月日経新聞の「私の履歴書」欄に掲載中の岡藤正広・伊藤忠商事代表取締役会長の話がすこぶる面白い(詳細は新聞を参照下さい)。大概、経営者の話は建前的で面白くないのですが、この方は破天荒というか文章力もあって惹きつけられます。とくに今日は社長就任のいきさつが書かれていて、涙が出るほどの内容でした。商社のことも伊藤忠のこともほとんど知りませんでしたが、会社の舞台裏が知れてとてもためになると同時に、とても身近に感じるようになりました。組織はやっぱり人ですね。

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│-│-│2025/01/21(火) 11:03

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靴のメンテ

このところ季節外れの暖かさの関係か、1月なのに虫が動き始めています。3月くらいの状況ですね。◆昨日は伸びきった髪を切りにカットサロンに行ったり、午後は寺町の方まで出かけたりしました。履いている靴の先端が傷だらけになっていたので、いつも靴底を修理してもらっている寺町商店街にある「RESH(リッシュ)」さんに相談したところ、写真の靴墨を勧められました。使ってみたところ、「何でこんなに綺麗になるの!」というレベルでビックリ。調べてみると、コロンブスという1919年創業の老舗日本メーカーのようです。その筋では有名なんでしょう。無精なので、いつもリキッドタイプのでちょちょっと塗っているだけでしたが、これからこれを使ってみます。このタイプは薄く塗るのがコツとのことです。◆お昼はカットサロン近くに去年だったかオープンした「和食さくら」さんで鯖寿司と天麩羅蕎麦のランチを頂きました。このお店は初めて入ったのですが、鯖寿司がとても美味しかったです。

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│-│-│2025/01/20(月) 10:08

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ちょっとしたトラブル

共通テストの2日目です。今日も天気が良いです。大きなトラブルがないことを祈ります。◆先週にクルマにちょっとしたトラブルがありました。洗車時にエンジンルームをみたら、ラジエーター内の冷却水(クーラント液)がかなり飛び散っていたんです。中央下に少し緑がかかった水流跡があったり、タイミングベルトカバー等にしぶき跡が見られます。冷却水が漏れるとエンジン故障に直結するので、あえて緑色にして目視しやすくしてあり、蒸発すると甘く匂うようにしてボンネットを開けなくても異変を感知できる仕組みになっています。洗車の前の週に見たときには異常はなかったので、恐らく信楽に行った遠距離走行のときに発生したのでしょう。いつも修理をお願いしている工場の方に見てもらったら、どうも上部の継ぎ目から漏れているとのこと。残念ながら在庫部品はもうないので、社外品にするか悩むところです。このクルマはオリジナル性が高いので、あまり車外品は付けたくないからです。いろいろ調べていたら、福島県のいわき市に「いわきラジェーター」というリビルト(修理)専門会社があって、電話したら30年前のJB32用も扱っているとのこと。会社は、以前被災地支援で伺った「いわき考古資料館」の近くらしいので、調査がてら一度行って修理現場を見てみたいものです。扱っている車種が半端なく多く、ラジエーター修理では恐らく日本一だと思われます。◆お昼は工場からちょっと南に行った所にある「エンブレム」さんで和風ハンバーグランチを頂きました。昔からたまに利用しますが、このメニューが大好きすぎて、未だに他のメニューを注文したことがありません。

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│-│-│2025/01/19(日) 11:26

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火と人類の文化

この週末は共通テストが実施されます。晴れているので、とりあえず雪の心配はなくて良かったです。私は担当ではないですが、インフルが流行っているので、念のため近辺で待機しています。◆写真の本は、昨年からチビチビと読んできたラーシュ・ミッティング著『薪を焚く』(2019、晶文社)です。300頁を超える内容で、かなりしっかり読んだので読了するのに長い時間がかかりましたが、とてもいい本でした。柳田国男の民俗誌のように、ノルウェーの極寒における薪ストーブ文化(民俗知)についてそれこそ詳細すぎるほどに記録されています。人類は電気を発明しましたが、マイナス25度からマイナス40度ほどの世界では機器に異常があると数時間で生死に関わります。ですので、生活の変化はありつつも未だに薪ストーブの需要は高く、薪が用意されていることが「安心」に繋がるのです。加えて、太古からの火と人類との関係史についても考えさせられます。日本では囲炉裏や竈の文化がありましたが、考えてみると我々は火を扱うことをすっかり忘れてしまっています。また、都市部では薪割り排煙の関係などがあり身近な資源としての薪の利用がされなくなり、それに伴って山も荒れていきました。森に住むようになって荒れた山を毎日見ているので、今後リフォームを機に山所有者と連携した森資源利用の再構築(電気ガスに依存しすぎない生活)を考えたいと真剣に考えています。

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│-│-│2025/01/18(土) 10:23

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記憶伝承から行動へ

兵庫の震災から30年。長いようで早い。その後、まさか東日本大震災のような災害が起こるとは思いませんでしたし、原発事故の恐ろしさも昨日のことのようです。が、記憶は薄れ、また再稼働。今後、さらに大きな災害が来るのはわかっています。兵庫の時には写真の本もできましたが、こんなごっつい本誰が読むのでしょうか。記録をしたり記憶伝承することも大事ですが、一番大事なのは防災・減災に向けた「平時での行動」だと私は思います。

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│-│-│2025/01/17(金) 09:27

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