アラカルト

京都いいとこマップ

令和最初の年度末。過去に類のない状況になりました。もっと厳しい対応をとる時期ではないでしょうか。1日が日に日に長く感じられます。検査もなるべくたくさん行い、他の国で効果のある隔離の方法を早急に実施して欲しいと思います。◆さて、大学広報課の方から「京都いいとこマップ」をいただきました。前に開発したバウムクーヘンの情報提供を行っていたモノです。いつ発行するのかと思っていましたが、すでに次号がでているのでだいぶ遅れた受け取りとなりました。忘れられていたようです。まぁ、でも分かりやすく入っているし、京都の交通機関、宿泊施設、公共施設などに置いて頂いていたようです。どれだけの人が見てくれたのでしょうか。◆いいとこマップをお店に届けた後、大学近くの歓喜光寺でどこかで見たことのある人を発見!ちょっと遠目でしたのでよく分かりませんでしたが、近寄ってみたらやはり地元の郷土史家の方でした。どこにも行けないので、人が居ないところで金石文を1日中調査しているとのことでした。すごいなぁ。頭が下がります。お寺の石碑に原啓さん(第19代内閣総理大臣)の公文が記されていることを初めて知りました。あちこちの碑文から知られざる郷土の歴史を浮き彫りにされているそうです。まだ寒い日が続きますので、お体には気をつけて頑張って欲しいと思います。

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│-│-│2020/03/31(火) 21:49

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教育現場のテレワーク

タレントの志村けんさんがお亡くなりになったというニュースはとてもショックでした。お悔やみ申し上げます。子どもの頃はよく家族でドリフターズを見ていたのを思い出します。志村さんはメンバーとしてはだいぶ後からの参加でしたが、その存在感は際立っていたように思います。長い間お疲れさまでした。◆京都産業大学の件を受けて、これから授業方針がまた変わるかも知れませんが、とりあえず2週間分は家でできる授業課題をネットワークシステムから配信することになっています。教育現場のテレワークとでもいいましょうか。どこの大学でも課題を出したり受け取ったりできるシステムがあるとは思いますが、うちの大学ではKT-NOTEという学習支援システムがあります。映像を流すタイプのものではありません。私はできるだけ対面授業を重視しているので、極力使っていませんでした。今日はその説明会があったので、出席してきました。システムそのものは単純ではありますが、使い方や用語が分かりにくいのが気になりました。あまり使いたくはありませんが、こういう状況では仕方ありません。少しずつ慣れていくようにできればと思います。このことを契機に仕事の仕方も変わるかも知れません。一方で、コンピューターに依存することのデメリットもあり、一番怖いのはコンピューターウイルスでしょうねぇ。あっという間に何もできなくなります。そういう意味で、昔ながらの郵便による指導システムも考えておく必要はあるでしょう。個人的にはそっちの方が好き。赤ペン先生みたいな。昔やったなぁ。それのバイト(確か福武書店)もしたことがあるけど、今はどうなっているのだろうか。◆この間卒業した学生の中で、1名だけいろいろあって2月に内定辞退した学生がいました。ずっと気になっていましたが、さっき連絡があって内定もらったとのこと。よかったぁ。かなりつらい思いをずっとしていたので、とても嬉しく思います。

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│-│-│2020/03/30(月) 20:06

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モノと対話できる男の話

東京では雪が降ったそう。急に寒くなった3月の終わり。今日は1日家に居て、ゴロゴロしていました。日中晴れていたので、部屋に居ると気持ちがいいくらい。ついついウトウトして昼寝をしてしまいます。◆で、前から読みたかった漫画を読む。入江亜季さんの「北北西に雲と往け」です。舞台はアイスランド。17歳の主人公が愛車ジムニーで探偵活動をするという物語。彼は車やモノと対話ができる能力があるという不思議な設定。探偵ということなので、少しハムラアキラとかぶってしまう。しかも17歳で運転できるの?と思いましたが、調べてみると、アイスランドは17歳から。しかも、両親の同意があれば16歳から運転が可能とのこと。それだけ何もない所なんだと思います。ジムニーファンにとってはニヤニヤしながら読める漫画ですが、女流作家ということもあるのでしょうか、絵のタッチが天才的です。ジムニーマニアの間では有名な話ですが、入江さんはこの漫画を描くに当たってアイスランドに行ったのはもちろんのことですが、マニュアルの免許をとって、しかもジムニーも買ったそうです。だから、とてもしっかり描けているんですが、左ハンドルなのに、ボディーは軽自動車+右ハンドル仕様のままという、なんとも不自然な車になっています。が、そんなことよりも、旧型ジムニーを登場させてくれるなんてとても嬉しく思いました。舞台が大自然ですので、それにマッチする車として選んだのだと思います。また、なんともミステリアスで甘美な雰囲気のある物語で、男女関係なく楽しめる内容です。続きが気になる…。◆買い物ついでに、お昼だけちょこっと外出。どうしてもカレーが食べたくなり、得正さんへ。今日は少しお腹が減っていたので、トンカツカレー+野菜サラダにしました☆インドカレーは別にして、カレーライスのルーの中では、ここの味が一番好きかも知れません。この店はカウンターだけで、いつも並んで入るのですが、今日は人はまばら。ドアは全開です。時間によっては私一人の時もあり、今後コロナの問題は長引きそうなので、こうした飲食店のあり方も変わっていくようになるのではと感じました。

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│-│-│2020/03/29(日) 23:22

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陶芸の森とMIHO MUSEUM

また寒さが戻ったようで、凍えるようでした。コート持って行けば良かった…。◆今日はずっと信楽におりました。先方の都合で午後からMIHO MUSEUMで出版事業の打ち合わせがあったのです。ついでに陶芸の森に寄ってきました。滋賀県は感染者が少ないものの、美術館を閉めるのか開けるのかというのは微妙な判断がいります。とりあえずやっていたので、寄ってきました。入館者は少なかったのですが、全員マスク装着および写真のような住所を記録したシートの提出を義務づけていました。たまたま入口でいつもお世話になっている三浦学芸員とバッタリお会いできましたが、とても忙しそうでした。いまリサ・ラーソン展の最中なのと、新型コロナ対応で大変なのでしょう。無理しないで下さいね。リサ・ラーソンさんの展示会は前にも見ていますが、展示作品は初のモノが多かったです。中でも良かったのは、彼女が子どもの頃に書いた絵や木の人形がとても素晴らしく、素朴でとても印象に残るものでした。◆美術館のすぐ横に神山清子さんの工房があり、その横に大小屋というお店があって、そこで昼食をとることにしました。お店に入ると2階で神山さんと息子さん、そして岡本太郎さんの展示会が開催中でした。今日はちょうどスカーレットの最終回でしたが、その日に最後の作品と息子さんの作品にまた出会うことができ、不思議な縁を感じました。先日番組が終わったので、センターの副代表がNHKから戻った陶磁器を一緒に片付けたと言っていました。メディアの影響は大きいですが、忘れられるのも早いんでしょうねぇ。次の朝ドラ「エール」は福島です。モデルとなった作曲家の古関裕而さんの記念館が福島市内にあり、震災調査の時に毎回訪れました。さすがに今度の朝ドラは見ないかも知れませんが…。◆で、お昼はせっかくなので、近江牛丼にしてみました。美味しかったのですが、量が少なかったのが残念でした。

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│-│-│2020/03/28(土) 22:44

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足下を見直す

イギリスの首相が新型コロナに感染したそうですね!都市封鎖も現実味を帯びてきた感じです。大変不安ではありますが、一方でこうした大規模な災害が発生すると、被災者や関係者の連帯感が高まり、一時的に高いモラルを有するコミュニティが生まれる現象が生じることがあります。アメリカの著作家であるレベッカ・ソルニットさんは、この現象を「災害ユートピア」と呼び、広く知られるようになりました。このコミュニティは長続きしないものとされますが、平時には見えない人との関係を知るチャンスと捉えることもできるでしょう。いざという時に慌てない人でありたい。◆今日は那智勝浦町の方から、新しいまぐろのパンフレットと駈け上がりの記事が掲載された新聞が届きました。ありがとうございます。パンフレットの表紙が素晴らしい☆余計な情報を排除してデザインされています。中のレイアウトも素晴らしかったんですが、個々の写真のクオリティがバラバラで、その点は今後の課題に感じました。取り急ぎ、町紹介ボートに掲示しました。パンフレットを見ていて思ったんですが、単にお店紹介だけでなく、回遊性の「まぐろストリート」を作ってはどうかということ、一人で何カ所も回れるように「ハーフサイズ」や「ミニサイズ」の安いメニューを作ったらどうかといったことを考えました。何度も行っていますが、ほとんど知らないママなので、思いつきました。また、新聞にはまぐろラーメンなるものが開発されたとありましたが、年に一度、こうしたグルメコンテストをして食べた方に審査してもらうイベントがあれば、メニューのクオリティも上がっていくのではないでしょうか。もう遅いけど、熊野再発見プロジェクトではそんなことを連携してやってみたかった。ロケットも悪くないけれど、その時だけです。日常における足下の基盤を見直すことがエリアマネジメントでは大切に思います。実は、そうした日頃の活動における薄い繋がりや信頼が、有事には災害ユートピアの核として発展すると私は信じています。

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│-│-│2020/03/27(金) 23:55

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