アラカルト

本当に大事なもの

少しひんやりとしてきましたが、晴天の1日。とても気分がいいです。朝は仕事場に行って来週の授業準備をしておき、午後はボサボサになった髪をいつもの四ノ宮のヘアサロンでバッサリ切りました。白髪がさらに増えました。◆その後、母方の親族の方からご案内を頂いていた展覧会を拝見。今、京都の高島屋さんで開催中の「日下部雅生・型絵染展」です。現在京都市立芸術大学の先生をされている方の作品です。季節の移り変わりや京都の風情などを型絵染めで作られています。大作もあり、圧巻でした。となりのブースではブライアン・ウイリアムさんの洋画が展示されていました。ブライアンさんは琵琶湖の絵で知られている方で、随分前に琵琶湖博物館のワークショップでお話ししことがあります。お二人の絵に共通しているのは「日本の原風景」ということだろうと思いました。京都でも滋賀でもピカピカ・カクカクした家やビルが建ち並び、彼らの描く情景はなくなりつつあります。本当に大事なものは何なのかを考えさせられました。◆お昼は、四ノ宮に行ったついでに久しぶりにRAJUさんに寄ってきました。定番のAランチ、ナンが小ぶりに作ってあるので有り難いです。今日はチキンがとくに美味しく感じました☆

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│-│-│2020/10/31(土) 21:05

アラカルト

コロナ禍の実習展示

怒濤の1週間が今週も無事終わりました。なんとかもっていますが、だんだん体がガタガタになっている感覚があります。休めるときは休もう。◆前期に行う予定の博物館実習(2クラス)を後期にまとめて行っているので、新型コロナの関係で時差合同展示という異例の実施となりました。今日は先行しているクラスの展示制作を行いました。時間のない中でよく頑張ってくれています。資料撮影は2回行うのですが、その間にクオリティがグッと高まります。作業している横の部屋で英語の授業が実施されていましたので、外人の先生に「しばらく展示の作業をするので、音がうるさくなります」と伝えようとしたのですが、日本語がまったく理解できないようなので、片言の英語で伝えたら「英語の授業がうるさい」と思われたようで大変迷惑かけてしまいました。普段、英語を使わないので、咄嗟に言葉が出てきません。ま、そういうこともありますね。

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│-│-│2020/10/30(金) 20:59

アラカルト

ワーケーション元年

今日から厚手の上着を押し入れから出してきました。ただ、授業をしている時は熱がこもるのか、暑く感じます。紅葉の時期はもうすぐですね。◆朝、また変な夢を見ました。とあるコンビニに入ると高校生が書棚の前ではしゃいでいます。彼女らが去った後に何を見ていたのか気になって棚を見ると、少々怪しい雑誌でした。手に取って確認しようとすると、前の会社の上司が入ってきて呼び止められたので、ドキッとします。気づかれないように、場所を変えて対話。当時、営業部に居た頃の大大先輩で、もうずいぶん前にお亡くなりになった方ですが、つい昨日のように話しています。驚いたことに、私の口から出てきた言葉が「今度、救急救命学科に移籍することになりました!」でした。現実の世界では来年度から経営学科に移籍するのですが、夢の中ではほんとに別世界です。まったく脈絡がありません。◆今朝の日経新聞に興味深い記事が出ていました。来月から奈良の十津川村でワーケーションの誘致を始めるといった内容です。ネットの普及状況からもっと早くに実施していてもおかしくない事業ではありますが、新型コロナの関係で一気に加速している感じです。十津川村は1960年代に1万5千人ほどの人口がありましたが、今はその5分の1に減っています。全国的に過疎化が進む日本においてこうした交流人口・関係人口を促進するプログラムは重要に思います。記事を確認すると、移住者が始めた事業が多いことが分かります。地域振興は「よそ者」との関係をどううまく構築するかにかかっている部分が大きいと考えます。我々大学人も働き方を考えねばなりません。講義のデータが授業として認められるのであれば、多様な授業の在り方が展開できます。私の強みはフィールドワークですが、授業や会議等が山のようにあるので年間数日程度しかできません。震災の時はかなり無理をせざるを得ませんでした。画像が安定しなかったり、データ変換に時間がかかったりするなど、操作性に問題が多い遠隔システムしかありませんが、いつか十津川村から授業をしてみたいと思いました。

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│-│-│2020/10/29(木) 23:13

アラカルト

タイムレスデザインな家具:桐らくね

先週があまりに忙しかったので、今週は少し人間らしい生活が戻ってきました。それでも10コマ。なんとか体調がもっているのが有り難い。◆日曜日の話に戻りますが、展覧会を観た後伊勢丹内をうろうろしていたところ、あるものを発見。以前、東京のビッグサイトで開催されていたグッドデザインアワードで見たことのあるオシャレな折りたたみベッドです。実際に触れるのは初めて、ブースを担当されていた方に根掘り葉掘り質問をしてしまいました。なんと材料は桐材。新潟の桐箪笥のメーカー・桐建材さんがベットを作ったわけです。名付けて「桐らくね」。桐だからメチャメチャ軽い。折りたたむのは中央部分を引き上げるだけですが、ほとんど力が必要ありません。キャスターも付いています。さらに驚いたのは、職人さんが作っているので壊れたら普通に「直します」とのこと。これ以上ないほどシンプルかつ機能的なデザインで、修理も受け付ける。これこそ、グッドデザインを超えたタイムレスデザインだと思いました。そこそこの値段はしますが、その価値はあります(仕上げ・グレードによって大きな差があります)。今のベッドを買う前に知っていたら良かったんですけどねぇ。機会があれば一度取材したい。桐は箪笥や下駄で使われましたが、ニトリ・MUJIやシューズメーカーに押され産業として下火となりましたが、こうした発想はとても面白いです。伝統産業を現代の産業に活かす点で、他の分野にもインスピレーションを与えるものです。写真に写っている方はとても親切丁寧に解説下さりました。京都でのブース出展は初めてのことらしく、いい出会いとなりました。このブースは明日の木曜日までとのことです。ま、この手のネタにピンとくる人は多くないと思いますが、私にとってはドツボでした。

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│-│-│2020/10/28(水) 21:19

アラカルト

編集・デザインを学ぶ

例年、この時期に大学祭がありますが、今年はリアル大学祭はなくなり、代わって「リモート大学祭」を11月下旬に行うこととなりました。こういうところで、いいアイデアが出せるかやね。◆今日は4回生ゼミで特別講義を実施しました。京野菜のレシピ集を編集するので、その編集実務やレイアウトデザインについて、知り合いのデザイナーさんに依頼して実現となりました。細かい資料を作ってきて頂き、また本格的なサンプルまで用意いただいたこともあり、皆真剣に聴講していたのが印象的でした。お忙しい中、ありがとうございました。なかなか鋭いご指摘も多かったですが、それを受けて現状ではまだ素人臭い紙面を少しでもグレードアップしていってもらえたらと願います。◆いつものSIZUYAさんで、見慣れない「かりんとう饅頭」なるものが売っていたので、購入。かりんとうのようなパンに餡子が入っている感じで、不思議な食べ物でした☆

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│-│-│2020/10/27(火) 21:41

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