アラカルト

リカバリー

1月も今日で終わり。あっという間ですねぇ。後期授業も今日で終わり。これから成績をつけないといけません。報告を欠席した学生や課題がまだ出てない学生など、こまかい確認をしていきます。そんな過程の中で、特に驚いたことがありました。欠席して課題を出していない学生からなかなか返信がなく、やっと連絡がついていろいろ確認し、今後の事も含め、ミスを犯したら早めにリカバリーすることの重要性を少し丁寧に指導しました。そうしたら、「全くその通りです」「リカバリーという意識は全くありませんでした」「そういうことを指摘してくれた人は先生が初めてです」といった内容の返信が来てかなり衝撃的でした。いったいどんな人に囲まれて育っているんだろうと。もちろん非常に稀なケースではありますが、やはり少しでも気になったら丁寧に指導することの重要性を感じた次第です。今夜は満月&皆既月食という珍しい日。自然というのは本当に神秘的です。というか美しい。

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│-│-│2018/01/31(水) 23:01

アラカルト

いろんな人との関係

今日は父の誕生日。昨年は入院をしていたのでまったく余裕はなかったですが、もう1年が経過したんですね。おめでとうございます。面倒だとは思いますが、体力の維持向上に努めつつ日々の活動を楽しんでもらえたらと思います。会議が無かったので朝から期末テストの採点などをしていたら、すっかり夜に。今年はインフルが多く、追加課題なども出していたので、なかなか全員揃わずモヤモヤしたりします。ところで、私は仕事がらいろんな方とお会いします。その中にはとてもいい方もいれば、どう対応していいのかよく分からない方もおります。その関係でいま読んでいるのが「サイコパス」という本。サイコパスというと、何か猟奇的な精神の持ち主と思いがちですが、そうではなくてちょっと迷惑な人というか、自分の利益のために平気で嘘をつくような人の事も対象になり、かなりの割合でいらっしゃるようです。純粋な学生がそういう人に出会うと簡単に騙されてしまうので、警戒が必要になることがあります。なぜそういうことをするのかずっとよく分かりませんでしたが、この本を読むと身体的特徴(特に脳の構造)であり遺伝要素も強いとのことです。つまり、罪悪感という感情が通常の人よりも弱いということで、どうも教育などでの人格改善は難しいようです。ブラック企業のトップやワンマン政治家にも多いと書いてあってなんとなく納得したり。いろんな研究があるんですね。「良い悪い」ではく「特徴」と捉えてみることで、これからの関係の在り方や距離の取り方を考えてみたい思った次第です。別な見方をすると、ルールばかりに縛られたこの社会は彼らにとってはとても生きづらいのかも知れません。かなり面白い本でした。

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│-│-│2018/01/30(火) 21:09

アラカルト

どこか遠いところに

もうほんとに町中冷蔵庫みたいで、外に出るのがおっくうになりますね。でも、喉の調子がやっと治ったのがとても嬉しい。今日は朝から卒業論文の口頭試問。副査を担当頂いている先生のゼミ生と合わせると29人。終わったのが夕方…。試問室のサインは昨日のこともあったので、あえて筆で書いてみました(かなり掠れていますが…)。子供のころ書道を習っていたことはありましたが、字はとにかく下手です。でもいいんです。試問後、報告書の校正や執筆をしていたらあっという間に夜中です。ただ、今週でいろんなことが終わっていくので、なんとなく嬉しい。どこか遠いところに行きたいなぁ。できれば暖かくて空気がきれいなところがいいなぁ。写真はあまりきれいに撮れていないですが、夕日の色がとても美しかったです☆

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│-│-│2018/01/29(月) 23:10

アラカルト

まちづくりの熱い炎

今日は一日休めるので、朝からヨガへ。気功ヨガで内面を感じます。忙しいと気が弱るのがよく分かります。なんかぜんぜん気が感じられないというか、無い(笑)講師の先生が来月インドに行かれるようで、私も一度は行ってみたいところです。その後、姉小路を歩いていたら思わぬ出会いが。久しぶりに熱い人にお会いしました。ちょっと町かどに貼ってあったまちづくり通信のレポートを読んでいたら、後ろから声をかける人が。話をしていたらなんと姉小路まちづくり協議会の事務局長さんで、平成7年の高層マンション問題から23年間活動を続けているとのこと。写真の炎はガス灯で、自分たちの心を象徴しているそうです。凄まじい熱意の持ち主です。この通りはたまに通るので活動は知っていましたが、通りすがりに関係者にお会いすることになろうとは。しかも、なぜか話が進んでしまい、今度京都文化博物館で講演をすることに。私、たまにこういうことがあります。これもご縁です。可能な範囲で関係が作れたらと思いますし、4月からうちの大学にも景観政策を専門とする方が来られるので、うまく繋ぐことができればとも思いました。行きたかったのは京都文化博物館で開催されている書道コース生の卒業制作展です。相変わらず漢詩などは難しいですが、ダイナミックな作品が多く、大きなエネルギーを頂いた感じです。3月で卒業してしまう学生もいて、なんとなく寂しさも感じました。長い間おつかれさまでした。お昼はコージーカフェで玄米ランチを。展示を見終わってからはパンケーキを食べに雪ノ下さんへ。今日はココアチョコ味をチョイス☆たまにしか行かないのにスタッフが覚えていてくれるので、とても嬉しく思います☆ごちそうさまでした。

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│-│-│2018/01/28(日) 23:50

アラカルト

「無くなるもの」と「残るもの」の違い

粉雪の舞う1日でした。まだまだ寒さは続くようですので、気を付けましょう。今日は用事で吹田の国立民族学博物館へ。太陽の塔はまだバリケードの中ですが、3月にはこの囲いも取れるようです。駐車場から見た面白い構図。約50年前の太陽の塔に、万博のトラス構造のサンプル、そして最新の観覧車。太陽の塔は壊す予定で作られたのですが、もう50年も残っています。他のモノはほとんどなくなりました。残るものというのは、やはりそこに普遍的な価値が宿っているのだと思います。小さな仕事でも何らかの形で残るようなものにしたいと改めて思いました。

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│-│-│2018/01/26(金) 23:16

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