アラカルト

いろんな人との関係

今日は父の誕生日。昨年は入院をしていたのでまったく余裕はなかったですが、もう1年が経過したんですね。おめでとうございます。面倒だとは思いますが、体力の維持向上に努めつつ日々の活動を楽しんでもらえたらと思います。会議が無かったので朝から期末テストの採点などをしていたら、すっかり夜に。今年はインフルが多く、追加課題なども出していたので、なかなか全員揃わずモヤモヤしたりします。ところで、私は仕事がらいろんな方とお会いします。その中にはとてもいい方もいれば、どう対応していいのかよく分からない方もおります。その関係でいま読んでいるのが「サイコパス」という本。サイコパスというと、何か猟奇的な精神の持ち主と思いがちですが、そうではなくてちょっと迷惑な人というか、自分の利益のために平気で嘘をつくような人の事も対象になり、かなりの割合でいらっしゃるようです。純粋な学生がそういう人に出会うと簡単に騙されてしまうので、警戒が必要になることがあります。なぜそういうことをするのかずっとよく分かりませんでしたが、この本を読むと身体的特徴(特に脳の構造)であり遺伝要素も強いとのことです。つまり、罪悪感という感情が通常の人よりも弱いということで、どうも教育などでの人格改善は難しいようです。ブラック企業のトップやワンマン政治家にも多いと書いてあってなんとなく納得したり。いろんな研究があるんですね。「良い悪い」ではく「特徴」と捉えてみることで、これからの関係の在り方や距離の取り方を考えてみたい思った次第です。別な見方をすると、ルールばかりに縛られたこの社会は彼らにとってはとても生きづらいのかも知れません。かなり面白い本でした。

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│-│-│2018/01/30(火) 21:09

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