アラカルト

「ジャパン」と言われるもの

うちの辺りはもうセミが鳴いています。しかも、夜も元気に鳴いています…ちょっと早いでしょ。明日から暑さも少し落ち着くようなので、ホッとしています。河原町に行くと、最近よく行くお店があります。「趣味の和雑貨 かつらぎ」さんです。民芸関係のお土産屋さんという感じですが、私にとっては日常生活用品店という感じ。ちょっと懐かしい商品を沢山揃えているんです。似たようなお店はいくつかありますが、ここの商品はものがしっかりしています。今回はスリッパを新調しました。夏でも冬でもこのタイプのものを使用しています。その他、鍋敷きやお椀など、これまでいろいろ買っています。意外とこういう商品の方が丈夫で長持ちするし、飽きがこなかったりします。ちょっと昔風のものではありますが、結局それこそが日本のベースとなる日常の文化だったりするのです。そういえば、この間学生に質問したら漆器をほとんど使っていないことが分かりました。漆は、国内では約9000年も前の出土物(北海道・垣ノ島遺跡)があり、漆=ジャパンとも言われているのに、そうした文化的認識が十分でないように思われます。ただ、漆も現在では海外産ばかりで、国内産はほとんどないのは問題かも知れません。そういえば最近街中や学内で下駄履いている若者をよく見ますねぇ。そろそろ、和の服も検討しようかな。

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│-│-│2019/05/28(火) 00:24

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