アラカルト

長寿になる果実

気圧の関係か、朝から軽い偏頭痛がまた続いています。困ったなぁ。◆今日は安土城考古博物館で会議があったので、近江八幡市に行っていました。せっかくなので、いつか寄ってみたいと思っていた「大嶋奥津嶋神社」に参拝しました。長命寺に近いところにあるのですが、場所がわかりにくく「道に迷ったかも」と思ったところが神社の入口でした。実はここには、世にも珍しい「むべ(郁子、薁)」という果実が伝わっています。アケビ科の植物で、秋に5〜7cmほどの赤紫の実となります。霊果とも称されることがあり、これを食べると長寿になるとされています。かつて、天智天皇がここで健康的な老夫婦に出会い長寿の秘訣を尋ねたところ、この果実を手渡されました。その果物を一口食べ「むべなるかな(もっともであるな)」と発したころから、「むべ」と名付けられたそうです。その後も皇室に献上されたと記録にはあり、令和になってからも献上されたとのこと。それほど重要な果実であるにもかかわらず、一般的知名度はとても低いのです。私はかなり前からその風変わりな名前は知っていましたが、実物を見るのは今日が初めてです。この実には何か深い意味があるような気がしてならないのですが、よくわかりません。とにかく不思議でとも気になる植物です。今日は場所がわかって良かったです。◆お昼は近くの「水茎焼・陶芸の里」という所で串揚げランチをいただきました。久しぶりの串揚げは美味しかった☆でも、大きな店に私一人…。経営が心底心配になります。今日も食べて応援。

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│-│-│2020/07/28(火) 22:06

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