アラカルト

所詮機械

梅雨明けの良く晴れた土曜日でしたが、朝からオープンキャンパスの関係でほぼ1日お仕事。これまでは紙のパンフレットを使って説明していましたが、今年は大学からの要請で決められたパワーポイントを使うことを義務づけられ、何度かリハーサルをして準備していました。しかし、直前で肝心の機械が動かなくなりました。何度やっても画面が出ない。土曜日なので学務もいない。仕方ないので、開始直前でしたが入学課まで走り、サポートを依頼。何人かのスタッフが悪戦苦闘している間に、口だけでプレゼン。所詮機械、最初から何も使わない方が気が楽だったかも知れません。どんなに焦っていても顔には出しません。それは訓練しています(冷や汗はかきますが…)。結局原因は機材の入れ替えで新しくなったインターフェイスに今までにないボタンが増えたことでした。そんなの知らんがな。午後の部は問題なく作動。まぁ、パワポの説明などどこの大学でもしているので、今日は夏ということもあり、話題をアイス開発にし、参加者にオリジナル開発をしたアイスを堪能してもらいました。ベンジャミン・スポックさんだったか、息子のマイケル・スポックさんだったか忘れましたが、「見たものは忘れる」というのはまさしくそう。所詮パワポ。だから、講義ではなるべく五感に訴えかける試みをします。「見たものは忘れる」が、「食べたものは忘れない」のです。恐らく今日参加された人は、大学の講義でアイスを食べたことはきっと数年間は忘れないでしょう。忘れてしまうようなプレゼンはしたくない、それだけです。久しぶりに学生さんと直接お話しできて楽しかったです☆

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│-│-│2020/08/01(土) 22:22

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