アラカルト

専用部品と汎用部品について想う

NPT「核不拡散条約」の再検討会議では、結局「最終文書」の採択ができず仕舞い。結局、世界から核兵器や原発は減るどころかますます作られ、世界に放射能汚染が広がることになります。人類は、技術と叡智でそれに立ち向かわなければ、ほんとの平和は訪れません。◆今日はまとまった時間がとれたので、研究をちょこっと進めました。ジョン・デューイやジョージ・E・ハインの教育論を中心に書いてある文献を読みましたが、結構抽象的な記述が多かったりするのと、体系的にとらえづらいので、これらを背景とした日本の教育や博物館教育の到達点に疑問をもちました。業界の人でこれらをしっかり読み理解し、実践されている人がどれだけいるか。もう一段分かりやすく政策や事業に落とし込まないと、スルーされてしまう可能性が高いように思いました。私にそれができるだろうか…まぁ、無理のない範囲で進めます。◆ところで、注文していたクルマの燃料フィルターが届きました。この部品で燃料を綺麗に濾過してエンジンに送る重要なもの。うちのクルマの場合、燃料タンク近くにあります。前のエンジン不調の要因としてこの部品も怪しかったので、念のため交換しようと思いましたが国内部品在庫はなく、調べに調べてオーストラリアで見つけました。国際輸入サービス会社さんに依頼して手に入れました。今後のサムライのこともあるので、余分に購入。似たような部品は沢山ありますが、微妙に配管の角度が異なり、念のため同じ品番のものを手に入れました。こうした部品は専用設計にせず、できれば汎用的に使えるようにして欲しいのと、可能であればフィルターだけ変えられる構造になっているとなお良いかと思います。が、悲しいかな多くのクルマはこの部品に問題が出る前に車体ごと廃棄される運命にあるのかも知れません。今はほんとに無駄なものづくりが行われているのと、利用者も製品の内容をほとんど分からずに使っている時代になっています(というか、理解させないようにあえてしているのかも)。こうしたものづくりの根本を少しでも変えていきたい。あと、安全性や性能の問題はありますが、基本部品についてはそれぞれの専門家の知恵を拝借しながら、汎用的に使える工夫を少しでも考えてみたいものです。ハイブリッドやEVに乗っていればエコなどというのは疑問です。できるだけ長く使ってこそ本来のエコだと思います。

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│-│-│2022/08/27(土) 21:57

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