アラカルト

スズキのインド戦略

今年は何度降ったか分からないくらい雪の多い年です。明日から少し暖かくなるようですが、まだ気を緩めない方がいいかも知れませんね。今日は昨日のイベントに関する記録等をまとめるため、1日職場に。本当は日曜日は仕事をしたくないのですが、記録を作るのは早い方がスッとまるので、いつもそうしています。「後で」と思うと、結局ズルズル伸びて他の仕事に影響を及ぼしたり、ストレスが溜まる原因になったりします。◆ところで、趣味の話になりますが、先月インドでジムニー5ドアの発表がありましたが、もうその特集本が売られていました。しかも、現地インドの工場や販売店の情報なども満載で、個人的にとても面白く読みました。スズキは今でこそインドで大成功しているとみられていますが、工場を創業したのは1983年ですから、今から40年も前。どのメーカーも二の足を踏んでいた時代に、建設途中で放置されていたグルガオン工場を稼働させるところまで持っていったのです。カースト制度が残る環境下で、一から日本式の労働方法を展開し、根付かせました。スペイン・アメリカ・中国などでは撤退を余儀なくされましたが、インドでうまくいったことで今があります。ただ、先週も「ガイアの夜明け」でスズキが特集されていましたが、数年前までシェア50%だったのが、今では41%にまで落ち込んでいます。なかなか世界経営というのは厳しいと感じましたが、今後もユニークなモデルを開発して欲しいと願います。

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│-│-│2023/02/26(日) 23:45

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