アラカルト

夢の中の文化庁

桜はだんだんと散りかけていますが、まだ楽しめます。明後日の入学式までもってほしいなぁ。学内で鶯の声を聞くことができました。いろんな所で春を感じるこの頃です。◆火曜日に文化庁が京都の新庁舎で業務を開始したとのことで盛り上がっていますが、彼らも忙しいのでそんなに期待はできません。ただ、京都の町家や伝統産業の現状を肌で感じてもらうという意味では良いのかと思います。ところで、写真のロゴは2018年に文化庁創設50周年を記念したシンボルマーク公募の時に応募して落選したもの。文化勲章の橘をモチーフにしています。あの時、夢の中に2回も登場し、それをデザイナーさんに起こしてもらったもの。いまでも大切にしまってあります。奇遇にも、文化庁の入る場所は京都橘学園発祥の地であるブライトンホテルの南、御所紫宸殿の右近の橘側に相当します。いまだからこそこのデザインが似合うと思います。それはそうと、私が総理大臣だったら文化庁というレベルから脱して、総合政策(マクロ)としての文化政策省を置き、その中にミクロとしての文化事業を担う文化庁は残すという感じでしょうか。次の時代を見越したアクティブな政策が望まれるところです。

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│-│-│2023/03/30(木) 22:56

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