アラカルト

あわストーリー?

今週は雨ばかり…被害が大きくならないといいのですが…。この間の徳島(阿波)つながりで、たまたま本屋で手に取ったものを空き時間になんとなく読んでみました。以前から阿波の剣山(つるぎさん)にユダヤの「失われたアーク」が埋められているみたいな話は聞いたことがありましが、読んでみてビックリ。ほとんどトンデモ本でした。支離滅裂。ただ、イスラエル人やアメリカ人が真剣に調べているということは分かりました。意地でも見つけたいんでしょう。淡路島から初期の銅鐸が沢山見つかっていることから、九州や四国、それに熊野には黒潮に乗って大陸から多くの人が渡来し、その中にヨーロッパの血を引く人がいてもおかしくありませんが、剣山にあるという根拠はとても乏しいものがあります。熊野にあっても、伊勢にあってもおかしくないでしょう。意外と玉置神社かもしれません。まぁ、見つからないとは思いますが。それよりも気になったのは、古代忌部氏の歴史や、あったはずであろう『阿波風土記』が現存しないことの方が謎です。古い時代、とくに船を中心とした時代には四国というのはそうとう重要な拠点であったと思われますが、何らかの意図が働き歴史的に封印されてしまった雰囲気をプンプン感じます。それは熊野とよく似ています。四国にも丹(辰砂:水銀の元になる鉱物)が採れたらしく、ここでも熊野と繋がります。日本の歴史は謎だらけですが、分かりやすいところからボチボチと攻めてみたいと思います。

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│-│-│2016/06/22(水) 23:43

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