アラカルト

イマジニアリング

今日でようやく前期の授業が終了しました!長かったような短かったような。最後の1回生ゼミでは、テーマパークのデザイニングについての説明をしました。この本はディズニーが制作の舞台裏をまとめた貴重な本です。確か1万円以上しました。シンデレラ城は寸法まで細かく入っています。学生に見せたら食い入るようにみんな見ていて、関心の高さが伺えます。タイトルのイマジニアリングというのはディズニーの造語で、イマジネーション(創造)とエンジニアリング(工学)をくっつけたものです。ディズニーの中にはこの名称の制作会社があるのです。彼らは、「まずイメージありき」から始まり、ストーリーボードをたくさん描きます。そのイマジネーションを広げつつ、日本のようにすぐに設計には入らず、徹底的に模型を製作して、模型の状態で様々な検討を行い、設計に入ります。最近では最終的に非常にリアルな3D空間をつくって何度も検証をしてから実物を製作していきます。日本の展示空間でここまで徹底的に作り込むプロジェクトは残念ながらほとんどありません。というか、全体的に質が低下しているように見えます。最近はまっているのが、このカロリーオフのフルーツ缶です。いろんな種類があって楽しめるのが嬉しいです☆

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│-│-│2016/07/27(水) 23:29

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