アラカルト

PROGとは

ようやく秋晴れらしい陽気になった京都。どこか行きたくなりますが、木曜日は遅くまで授業があり、最後に出欠・課題を整理し終えると身体がぐだぐだ。ところで、最近の大学は単に授業の評価をするだけでなく、学生の多様な成長をチェックしたりしています。その一つに「PROG」と呼ばれるものがあります。関係者であれば聞いたことがあるとは思いますが、一般にはまだあまり知られていないと思います。ジェネリックスキル(=社会人基礎力)を評価する仕組みで、河合塾とリアセックが共同開発したアセスメントプログラムのことです。今は単に卒業すれば良いという時代ではなく、大学のうちに社会で求められる汎用的な能力・態度・志向を育成していくことまで求められます。PROGでは、このジェネリックスキルをリテラシーとコンピテンシーの2つの観点から能力を測定し、自身の現状を客観的に把握することができるようになっています。授業の中でも意図してそれぞれの能力が伸びるような仕掛けを多様に設計しています。私はとくにアクティブラーニング科目の中で展開しています。例えば、100人以上いる授業でもあえて欠席連絡を義務づけているものもあり、メール対応は膨大になりますがきちんと連絡する癖をつけることを学生のうちからさせています。社会人として当たり前のことができない学生はたくさんおります。一方、学生は意外と自分の「良い点」に気づかなかったりしますが、多様な測定をすることで思わぬ自分の特徴や成長ぶりがわかるといいなぁと思ったりします。今日のお菓子は学内に来られていた如月さんのパンブキン大福。これぞ和風ハロウィン菓子ですね☆

1.JPG
2.JPG

3.JPG
│-│-│2017/10/26(木) 22:36

page top