アラカルト

デザインが意味するところ

朝、出張用のチケットを買いに山科駅に行ったらものすごい人混み。紅葉狩りハイキングの人たちです。平日なのになんでこんなに人がいるんだろうと思っていたら、休日だったんですね。いいなぁ。勤労感謝の日ですが、大学は平常授業です。働けることに感謝して働きました。さて、この間完成したアイスモナカ。パッケージデザインもこだわっていて、橘らしさをどう出そうかと思案したなかで、実はネーミングロゴの両脇にある家紋、これが「橘」なのです。真ん中に橘の実があり、周りに5枚の葉がついている特徴的なもの。その斜め右上には桜の紋があり、知っている人が見ると、ここに紫宸殿の「右近の橘、左近の桜」を見ることができます。また斜め左上には、梅の紋があり、左近の桜は元は梅だったということも意味しています。発表会の時のアンケートに「もっと大学名を押してもいいのでは?」とありましたが、正面はスッキリとさせたかったので、実は裏側の折り込み部分を開くと、ちゃんとコンセプトまで書いてあるのです。普段パッケージの裏側まで見ることはないと思いますが、それはそれでいいと考えあえてさりげなく刷り込みました。研究室には参考にしたパッケージが山のようにあります。袋を保存する癖がついてしまったので、もう捨てるに捨てられません(笑)

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│-│-│2017/11/23(木) 22:12

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