アラカルト

久留米出張

この2日間は全国博物館学講座協議会西日本部会の会合出席のため、久留米に出張していました。新幹線で3時間程度。熊野に行くより1時間も早く着いてしまい、ビックリでした。会議では会長の花園大学芳井教授のご講演で「デザインセンス」の話が出てきて面白かったです。それと最近、信長と安土城に関わるようになっていますが、情報交換会の余興に「敦盛」が演じられた時には鳥肌が立ちました。しかも、私の周りにいた先生方も戦国時代がご専門とのことで、久留米に来ても信長に縁がありすぎでした。2日目の今日は、フィールドワークでまず水天宮を参拝。ふと見ると宮司さんを皇學館大学の先生と國學院大學の先生が囲んでいるので、この会の凄さを改めて感じました。久留米藩士で尊皇攘夷派の活動家であった真木保臣(真木和泉守)は、水天宮の第22代宮司で、境内には彼が10年蟄居した小屋が今でも残されています。最後に行った久留米市美術館はもとブリジストンの創業者・石橋正二郎氏が作ったもので、素晴らしい施設と公園でした。昔の経営者は経済だけでなく、文化にも造詣が深い人が多かったことを改めて感じた次第です。今回初めて久留米に行きましたが、見どころが多く、またゆっくり行ってみたいと思いました。

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│-│-│2017/11/25(土) 21:59

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