アラカルト

走りながら考える

ノートルダム寺院の火災はショックですね…一日も早い復旧をお祈りいたします。思えば、日本も昭和24年に奈良の法隆寺で火災があり、それを契機として日本の文化財保護法ができました。実は焼けた金堂や壁画は今でも特別な収蔵庫に丸焦げのまま保存されていて、一度だけ見せて頂いたことがあります。最近、この収蔵庫を一般公開するかどうかが検討されています。ノートルダム寺院の場合は修復中の出来事で、法隆寺の場合は保存のための模写中に開発されたばかりの蛍光灯から出火したとされています。どんなにすぐれた物でも、後世に残すというのは大変なことなのです。また、公開と保存は相反する概念ですので、今回の文化財保護法の改正は非常に矛盾を孕んでいるのです。さて、話は変わりますが、昨年度に協働事業で行っていた和歌山県那智勝浦町の合宿パンフレット制作が終わり、印刷UPしました☆関係者のみなさま心より感謝申し上げます。これまで、学内向けの資料がなかったので、ようやく作り上げることができました。大学としても、いつまでサポート頂けるかわかりませんし、現地の市民地域活動組織もまだ立ち上がっていませんが、もう少し様子をみようと思います。新しい事をするにはとても「勇気」が必要になることがあります。でも、いったん走り出してしまえば「あの不安はなんだったの?」という感じになってしまうかもしれません。とにかく考えすぎずに、走りながら考えてみるというのも良いかと思います。まずは走る勇気をもってほしい。今日のスイーツはゼミ生が買ってきたちょっと不思議な形のバームクーヘン。神奈川のお店で焼かれたものだそう。「木」というより「山」のような形です。味は超美味しかったです☆

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│-│-│2019/04/16(火) 21:44

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