アラカルト

聞く薬

GWが始まりましたが、今日は寒さと強風という生憎の天気となってしまいました。寒さのせいか体調が思わしくなく、午前中は家でボーッとし、午後から大津の「近江の春・びわ湖クラシック音楽祭」に参加してきました。悪天候ではありましたが、想像以上に賑わっていました。また、関係者の方々にも沢山遭遇いたしました。そういえば、学生の姿はほとんど見なかったなぁ。完売公演が多かったですが、プーランク作曲の歌劇「声」とコンスタンチン・リフシッツさんのピアノコンサートは予約ができました☆合間に屋外公演・ロビーコンサート・キッズワークショップなど、ぐるぐる見学。「声」は一人芝居のオペラだったのですが、驚いたのは本日出演予定だった主役の砂川京子さんが体調不良のため、急遽石橋栄実さんが出演することになったんですが、約40分にも及ぶ舞台をほぼノーミスでこなされていました。「プロはすごい!」と思いました。また、かつて13歳でリサイタルをされたというコンスタンチン・リフシッツさんのピアノは、なんというかとても私の脳に響きました。今日は体調が思わしくなかったんですが、彼のピアノを聞いていたら、しだいに脳がリラックスしはじめ、だんだんと覚醒していくのが分かりました。一種の瞑想状態に近い感覚といったらよいでしょうか。最後には意識がはっきりとし、スッキリ爽快な気分になっていました。いわば「聞く薬」のようなパワーを頂いた感じです。普段音楽は積極的には聴かないんですが、こうした機会にいろんな刺激を受けたり、新しい発見があるのは面白いものです。今日のお菓子は、会場で買った叶匠壽庵さんの柏餅。この時期ならでは。粒あんタイプをチョイスしました☆

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│-│-│2019/04/27(土) 21:55

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