アラカルト

ワーケーション元年

今日から厚手の上着を押し入れから出してきました。ただ、授業をしている時は熱がこもるのか、暑く感じます。紅葉の時期はもうすぐですね。◆朝、また変な夢を見ました。とあるコンビニに入ると高校生が書棚の前ではしゃいでいます。彼女らが去った後に何を見ていたのか気になって棚を見ると、少々怪しい雑誌でした。手に取って確認しようとすると、前の会社の上司が入ってきて呼び止められたので、ドキッとします。気づかれないように、場所を変えて対話。当時、営業部に居た頃の大大先輩で、もうずいぶん前にお亡くなりになった方ですが、つい昨日のように話しています。驚いたことに、私の口から出てきた言葉が「今度、救急救命学科に移籍することになりました!」でした。現実の世界では来年度から経営学科に移籍するのですが、夢の中ではほんとに別世界です。まったく脈絡がありません。◆今朝の日経新聞に興味深い記事が出ていました。来月から奈良の十津川村でワーケーションの誘致を始めるといった内容です。ネットの普及状況からもっと早くに実施していてもおかしくない事業ではありますが、新型コロナの関係で一気に加速している感じです。十津川村は1960年代に1万5千人ほどの人口がありましたが、今はその5分の1に減っています。全国的に過疎化が進む日本においてこうした交流人口・関係人口を促進するプログラムは重要に思います。記事を確認すると、移住者が始めた事業が多いことが分かります。地域振興は「よそ者」との関係をどううまく構築するかにかかっている部分が大きいと考えます。我々大学人も働き方を考えねばなりません。講義のデータが授業として認められるのであれば、多様な授業の在り方が展開できます。私の強みはフィールドワークですが、授業や会議等が山のようにあるので年間数日程度しかできません。震災の時はかなり無理をせざるを得ませんでした。画像が安定しなかったり、データ変換に時間がかかったりするなど、操作性に問題が多い遠隔システムしかありませんが、いつか十津川村から授業をしてみたいと思いました。

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│-│-│2020/10/29(木) 23:13

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