アラカルト

安土城の守護神

比較的晴れていたものの、とても強い風が吹く1日でした。今日は午後から安土でミーティングがあったので、近江八幡の西の湖に行っていました。近江八幡市は来月の17日に市長選がありますが、どうなることやら。市長が変わるとプロジェクトの方針変更もあり得ます。ま、なるようにしかなりませんが。せっかくなので、打ち合わせ後に安土山にある「石部神社(いそべじんじゃ)」というところを見学してきました。この神社は山内にある宛寺(そうけんじ)のふもと、安土城の西門にあたる「百々橋口(どどばしぐち)」の近くにあります。道路に表示も何もないので、場所がわからずうろうろしていたら、石段を登った上にありました。第12代・景行天皇の時代に創建されたとされ、橘諸兄、藤原豊成、平時忠等の崇敬を集めてきたようです。祭神は、少彦名神(すくなひこなのかみ)、天照皇大御神(あまてらすおおみかみ)、高皇産霊神(たかみむすびのかみ)、大己貴命(おおなむちのみこと)です。今は小さな境内となっていますが、実は天正4年(1576)に織田信長が安土城築城の際に守護神として祀ったとされています。ただ、本能寺の変の後、安土城とともに焼失し多くの宝物が消失したらしい。面白いことに、この神社にあった薬師如来像が現在京都国立博物館で保管されているというのです。この像は宛寺と関係するのかもよくわかりませんが、少彦名神は近くの沙沙貴神社と同じ祭神です。要はかなり古い由緒をもつ神社で、滋賀県にはそうした所がザクザクとあるのです。安土というと「戦国」のイメージが強いですが、古代の史跡も結構多い。地域の歴史は重層的ですし、地域の未来を考えるときにその歴史を詳しく観察することが重要(基盤的作業)と思っています。なぜか手水舎の脇に、大きくはないのですが結構風格のある磐座が祀られていました。この岩を見ていると、出雲・須賀神社奥宮の磐座を思い出します。日常を忘れる不思議なスポットでした。

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│-│-│2022/03/28(月) 22:20

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