アラカルト

アートワークショップで最も大切なこと

朝は二条までフィルムを出しに行ってから、そのまま信楽へ。今日から陶芸の森で始まる「土に託されたきらめき 子どもたち×アーティスト セラミックス最先端展」のオープニングに参列してきました。寄稿した文章がメッセージボードになっていてお恥ずかしい限りでしたが、関係者が一同に揃い、また偶然にも故河合隼雄先生のご息女であります河合早苗様(現在、京都の伝統産業に関わる映画作りをされています)にもお出会いすることができ、楽しいひとときを過ごすことができました。河合隼雄先生には、この活動を見守り新しい文化をつくって欲しいと昔頼まれたことがあり、その魂が会場にあるかのようでした。一つ一つの作品に、子どもたちのストーリーを見ることができます。また、館内で上映されていた映像は、何気ないアートワークショップの場面ですが、実はここにいろんなノウハウが集約されています。創造性を育むプログラムの在り方において最も大切なのは、実は関わる「人」なのです。同じプログラムでも行う人によってその効果は全く変わります。今日はとくにそのことを痛感しました。「何をやるか」も大事ですが、「誰がやるか」はもっと大事ということ。さすがに人は展示できないなぁ。今後出版する本の中でその詳細について記述したいと考えています。この展示は、県内各地に巡回できると良いと思いました。館長曰く、少なくとも陶芸の森では今後もこのテーマで展示を行いたいとのことでしたので、とても嬉しく思いました。入口で売っていた山田牧場さんのパウンドケーキを夜に頂きました。牧場が製作しているだけに濃厚でした☆

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│-│-│2022/06/25(土) 20:57

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