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アラカルト心の復興あの日から今日で7年が経ちました。改めて犠牲になられた方々に哀悼の意を表しご冥福をお祈りいたします。現在でもまだ7万3千人もの方が避難を続けておられます。形的には復興しているように見えても、心の傷が治らない人も多くいるようです。昨日の番組で、6年目にしてやっと泣くことができた子どもの様子は印象深いものでした。以前、福島での支援ワークショップで大粒の涙を付けたシーサーを笑顔で作っていた女の子のことを思い出しました。あの子も心の底から泣けるようになったのだろうか。それから、今日見た番組の中では徳島県美波町の「事前復興」の例がとくに感心いたしました。南海トラフの被害を想定し、事前に復興計画を作っているのです。他の自治体も今後取り組むべき重要な政策と思います。ただ、原発事故に関連して、「生活を見直す」という論点での取り組みはあまりなかったのが残念でした。全体的には進むハード整備に対して、心のケアができていない、特にコミュニティの分断が深刻のように見受けられました。コミュニティの分断は何も被災地だけの事だけではなく、ここ京都においても同じで、うちの地域連携センターの大きな仕事の一つがコミュニティの再生です。ですので、ニューズレターのタイトルを「つながる」にしたのはそのためです。近くに人が大勢いてもまったくつながっていないケースはよくあります。日ごろから薄くでもつながりを持っておくことが大切なのですが、経済優先の社会ではそうした利益にならない要素はそぎ落とされてしまいます。ですので、立派な施設があっても結局使いにくかったり生かされなくなります。今日は朝ヨガワークに行ったのですが、その途中で鳩居堂さんのウインドーディスプレイを見学。いつもほっこりします。ディスプレイというとかなりお金をかけて制作するという印象がありますが、こうした手作りの展示でも心が十分温まります。何事もお金をかければよいというものではなく、心を込めた成果であれば立派には見えないかもしれませんが、作り手や利用する人にとって大切な宝物になるのではないでしょうか。復興もそうあってほしいと願います。お昼は久しぶりにラジオカフェさんのランチを。その後、あえてゆっくり町歩きを楽しみながらお買い物をしました☆
│-│-│2018/03/11(日) 22:51│
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