アラカルト

奇跡的な取り組み

今日の長野は晴天☆黒姫山近くの野尻湖に行っていました。ここには野尻湖ナウマンゾウ博物館という町営の施設があります。今週施設がリニューアルされたということと、今日は第22次の発掘調査の鍬入れ式の日というまたとない機会でしたので見学してきました。旧石器時代の発掘が1962年に開始され今年で57年目となります。何よりすごいのは、この発掘は研究者だけでなく、全国から一般参加の方(各地の友の会に登録が必要)が一緒に発掘するというスタイルで半世紀以上も続いています。今日も北は北海道から南は九州まで、下は小学生が数人参加されていました。しかも発掘期間中見学もできます。担当の方から解説もしていただけます。最近、建て前だけの「協働」事業をよく目にしますが、ここはそれぞれの方が平等に横で繋がり、よく勉強されているのがよくわかります。わかっていてもなかなかできないものです。むしろ、市民連携をいやがるケースは少なくありません。そういう意味では奇跡のような活動なのかもしれません。多くの方に知ってもらいたいと思います。文化政策的には組織マネジメントの方法にとても関心があります。資料もいっぱい買ってきてしまいました。この湖はほんとにタイムカプセルのような所で、今後日本人の起源が変わる発見がなされる可能性は十分あると思っています。実は私もかなり昔仕事で発掘をしていたので、またやってみたくなりました。その後、北陸新幹線で東京経由で実家御殿場に。かなりの長旅でした。今日のお菓子は実家でいただいたごま団子。ごまが香ばしくとっても美味しかったです☆ごちそうさまでした。

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│-│-│2018/03/24(土) 23:10

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