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アラカルトさくなだり7月も終わり。仕事終わりに佐久奈度神社へ。大祓の本拠地となるこの神社では、今日が本当の大祓の日。神主の方々がずっと大祓の詞を禊場に向かって唱え続けております。暑い中、おつかれさまです。どうか熱中症になりませんように。今年も人形でお祓いができました。見ませんでしたが、夜には境内で江州音頭奉納踊りという盆踊りのような行事が行われたようです。この辺りには「桜谷」という地名がありますが、佐久奈度もそうですが、ともに「さくなだり(佐久那太理)」という古語から来ています。大祓の詞にもでてきますが、恐らく「さく」と「なだり(なだれ)」だと思われます。水の流れというのは岩をも「裂いてしまう力」があり、「雪崩のような恐ろしい流れ」にもなります。こうした強大な力によって「祓い」が行われると考えられます。それが急流であったり、大滝であったりします。かつては大きく曲がる急流のことも「たき」と呼んでいたのです。上から落ちる水だけではないのです。直線に流れる瀬田川がここで急カーブをするのです。天智天皇がここに神社を作ったのはその理由からです。今は川に入ることはできませんが、入ったつもりになり、いろいろ祈願をいたしました。この祈りが皆さんにも届きますように。あまりに暑かったので、出店のかき氷をつい食べてしまいました。
│-│-│2018/07/31(火) 23:02│
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