アラカルト

ゆるやかな連携

うちの辺りでは夕方にありえなくらいの大雨が降りましたが、おかげで夜が涼しい☆今日は昨日の続きで、朝から西院春日大社へ。藤原氏に縁がある神社ですが、ここも橘とゆかりが深いそう。神社の中森祐士権禰宜さんからいろいろとお話を伺いました。この方の遠い親戚筋にあたる中森孟夫さんという人が116年前にうちの学園を創始したのです。とても縁が深い。貞明皇后が神社に送られた橘の枝が今でも残されており、菊の紋章の入った漆塗りの箱に丁寧に入れられていました。もちろん中は枯れていますが、形はそのまま残っていました。農研の先生の話では枯れていても遺伝子は確認できるそうです。凄いですね。神社の後は、昨日の千總さんのギャラリーへ。ここの前は良く通りますが、展示室があるのは知りませんでした。この会社で作られる着物の文様に橘はよく使われるそうですし、会社のマークが変わった橘紋なのです。皆さんはその後御所にいかれましたが、私はここで別れて岡崎のみやこめっせへ。知人が行っている東北震災支援関係のイベントを京都で行っているのでそれを見学。全国のミュージムが集結していて、東北からも多くの施設が参加していました。驚いたのは、福島県いわき市にあるアクアマリンふくしまという水族館が持っている移動水族館用トラックが京都まで来ていました!おつかれさまです。大勢の子ども達が時間を忘れて楽しんでいました。私も滋賀県で同じように事業を4年ほど行ったことがありますが、北海道から九州まで全国規模のメッセなので、調整が大変だったろうと思います。施設間ネットワークというのは、言うのは簡単ですが、実際に行うのは大変なことなのです。こうした事業を通じてゆるやかな連携が今後も継続していくといいなぁと思いながら帰途につきました。

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│-│-│2018/09/03(月) 00:00

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