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アラカルトそれぞれに好きなモノなんか今日は気持ち暖かかったような気がしました。授業は終わったのですが、一日籠もりきりで期末試験の採点をひたすらしていました。数が多いのと、記述式の設問を入れてあるので結局終わらず…。本屋に立ち寄るとどうしてもジムニー本が目にとまり、買ってしまいます。2代前の車種のメンテナンス本があったりします。普通の車ではあり得ないでしょうが、それだけ需要があるということです。この本だけで2年くらい楽しめます☆この前、同僚の先生が誰かから聞きつけてきたのか、食事中に「ところで、なぜ先生はジムニーが好きなんですか?」といきなり聞かれましたが、とにかく構造が簡単でカスタマイズができるところと、あとはデザインとどこでも走れるという点でしょうか。今「ジムニー天国」というカスタム専門誌が売っていますが、ここにはジムニーだけのパーツが3000以上掲載されています。別に今に始まったことではなく、1980年代からずっと同じなのです。半世紀前の初代のパーツも限定的ではありますが売っています。それだけでなく、特に2代目ジムニーは17年もの間モデルチェンジをしていないこともあって、車種が実に10種類もあったのです。その中でのマイナーチェンジを含めると、なんと33種類ものバリエーションがありました。純正パーツや社外バーツを組み合わせると、どこにもないオリジナルな作品ができるため、よく「1分の1のプラモデル」と呼ばれたモノです。昔の方がおおらかでずっと面白かったんです。私がいま試みているのは、1998年製のフレーム・エンジンと1985年製のボディーを組み合わせるというアホなことを考えていて、またそれをやってくれる専門店があるというのも、これまたアホです。なぜそんなことをしているかというと、当時この車をデザインした小栗克彦さんというもう亡くなってしまったデザイナーが一番求めていたであろう形を私なりに追求しているからなのです。この活動を通じて、デザイナーの再評価をしようとも考えているんです。人にはそれぞれに好きなモノがあると思いますが、私の場合たまたまジムニーだったのです。
│-│-│2019/02/05(火) 00:07│
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