アラカルト

蛇と太陽の神

暖かいのはやっぱり今日までですね。明日から覚悟しないと。今日は成績の締め切り日だったのですが、まだインフルの関係で朝から追加の口頭試問や補講の学生対応があり、それをしながら採点チェックと成績入力を。何とか夕方までに終了し、少しすっきり。思ったより早く終わったので、久しぶりにモスバーガーに行きました。本日発売のピリ辛バーガーを食べてみましたが、かなり辛かったです。やっぱりモスバーガーは美味しい。のんびりしながらこの前買った『山の霊力』を読書。昨日、御燈祭について書きましたが、ちょうどその記述に触れるという偶然。著者の町田氏は、神奈備山は大蛇(オロチ)がトグロを巻く姿であり、山の巨石は蛇の頭であるとしています。そして御燈祭の火は大蛇の血であると説明していました。確かに、山と蛇は習合していますが、巨石はもう一つ太陽(あるいは星)を意味していると私は考えています。恐らく伊勢のアマテラスの根源はこの神倉神社の巨石であり、それは太陽神でもあり、大蛇神でもあるように思えてなりません。日本の国旗は「太陽」を表していますが、もう一つ「蛇の眼」でもあるのです。お祭りの炎は血であるかもしれませんが、それはつまり生命というか魂そのものを表していると思われます。山の神は女性ですから、そこに女性は入れないわけで、穢れを祓い精進した男性が山の神と対峙することで新たな生命が誕生する。だから正月(今は旧正月)の行事なのでしょう。腰に縄を巻きますが、縄は蛇の交尾の象徴です。そのことから夜に行われる祭りになったと考えられます。日本の神の中でもコトビキ岩はかなり特別な存在だと思います。なぜ駈け降りるのかはよく分かりませんが。一方、那智の扇祭りは明らかに夏越しの祓いとなります。あの時はなぜ大きな旗を使い、ゆっくり降りて来るのか。不思議です。一応、後期成績が完了したということで、今夜はイチゴ大福でお祝いしました☆

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│-│-│2019/02/07(木) 23:13

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