アラカルト

作品に入るのが主流になる?

久しぶりの東京出張です。お台場に昨年オープンした「デジタルアートミュージアム」の視察。チームラボが作った常設施設ということで行ったのですが、とんでもない状況でした。雨の平日でしたが、入り口の待ち時間が70分。やっとのことで中に入っても、人気展示にはそれぞれ60分ほどの待ち時間があり、人であふれかえっていました。ひらかたぱーくの印象で行ったのですが、さすが東京です。ディズニーランドにいるような感じでした。入館者の半数程度は欧米の方でした。歩きすぎて腰が痛い…。「学び」の要素はまったくなく、すべて「感覚的」なものばかり。それでも博物館類似施設くらいにはなるかもしれません。規模が大きいので、多様な展示が楽しめます。今までに見たことのない展示も多くありました。これまでの美術館が「見て楽しむ」というものなら、ここは「作品に入り込んで楽しむ」という新たな世界。そのうちこっちが主流になるのでしょうか。本物はまるでなく、何もない床・壁・天井に映像と音声だけ。スタッフもほとんどがバイトでしょう。おそらく年間100万人は軽く行くでしょう。大人1人3200円ですから、年間30億円程度は売り上げることになります。すごい。博物館のように作品の管理は必要ないし、水族館のように飼育の必要もありませんから、非常に効率のよい施設でもあります。いつまでこの快進撃が続くのかわかりませんが、盗めるものは盗んでおきたいと思います。ところで、今日はバームクーヘンの日って知っていましたか?しかも日本で初めて焼かれてから100周年なんです。ということで、ホテル近くのコンビニで買っていただきました☆

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│-│-│2019/03/04(月) 22:15

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