アラカルト

地域は必ず再生する

授業が始まって怒濤の一週間。ようやく終わりました。なんだか、あらゆる所から弾が飛んできたような。来週は落ち着けるといいなぁ。少し時間ができたので、ようやく「ラ・フォル・ジュルネ」のまとめに入ります。フランスのナント市で行われたユニークな音楽祭。産業の空洞化で衰退した都市再生に一役買った文化政策で、日本にもいろんな地域に上陸し、文化産業としても注目されました。でも、意外に文献が少なく、とくにきちんとした研究報告が見当たらない。そんな中、やっといい報告書を発見。たぶん多くの方が視察されているとは思いますが、まとめていないんでしょうねぇ。さすがにフランスまで行くのは大変なので、文献を参考にまとめます。いろんな地域再生の資料をみますが、「理屈」も大事ですがやっぱり「人」です。ナント市の場合、当時の市長であったジャン・マルク・エロー氏の個性が大きかったのです。地域の未来をきちんと描けないと空回りします。だから、本当に「計画(プラン)」や「ミッション」が大事で、その時点でほぼ結果が決まるといっても良いです。エロー氏の地域計画はほんとに素晴らしいものです。機会があれば一度行ってみたい。プロデューサーのルネ・マルタン氏にはお会いしたことがありますが、彼の想像力の源はプロバンスにあるそうです。ここも行ってみたい。私は近所のお花畑で想像力と癒しを頂きます☆今夜の「風立ちぬ」悲しかったけど、面白かった。2回目やったけど、宮崎さんの映像は何度見ても深い。改めて1日を大切に生き抜きたいと思いました。

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│-│-│2019/04/13(土) 00:26

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