アラカルト

アメリカのボランティア制度

今朝は非常に生々しい夢を観ました。自分は平屋の一軒家に住んでいます。今までの夢には出てこない家でした。5つくらいの部屋が繋がっている少し細長い構造。室内の場面しか見えなかったので、どんな地域だかまったくわかりません。日本であることは確か。若い男の人と一緒にいて、彼は私のことを「市長」と呼んでいました。恐らく、市長とその秘書的な役割の男性なのでしょう。彼は私の家に泊まることになったのですが、朝起きてみると各部屋がドロドロに汚れていてビックリ!床が水浸しで、壁には何か粘着質のような物質がこびり付いています。彼が何か隠しているようでしたので、少し問いただしているうちに目が覚めてしまいました。不思議な夢でした。話は変わって、先日マニュアルの事を書きましたが、研究室には大切にしているマニュアルがあります。それがニューヨーク近代美術館(MoMA)に科研研究でボランティアの調査に行った時にいただいてきたものです。2005年の2月でした。ちょうど谷口先生が設計した新館が完成した時です。スタッフルームも見学させて頂きました。日本ではまだ文化ボランティアの制度が始まって間もない頃。100頁に及ぶしっかりとしたものを作られていて驚いたものです。なおかつ驚いたのは、ボランティアに登録すると職員と同じIDカードがもらえ、館内全てフリーパスです。それに、アルバイトを雇えるだけの予算で研修や教育をします。日本ではありえません。また、MoMAストアーの商品が割引で購入でき、IDをもっていればなんと全米中のミュージアムがフリーで入れます。それだけでなく、ヨーロッパの多くの国でもフリーで入れるそうです。まだまだ日本は制度的に遅れています。しかも、まったく制度化できていない施設も多いです。ただ、制度がコンクリートされてしまうと自由度がなくなるという側面もあります。いろんなことを考えますが、地道に提案し続けるのみです。昨日食べたお菓子ですが、学生が買ってきてくれた栗のバームクーヘン。見た目バームクーヘンには見えませんが、面白い組み合わせの味でした☆

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│-│-│2019/05/09(木) 23:59

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