アラカルト

岩との対話

日中の車載温度計で35度!完全に異常気象です。熱中症に気を付けましょう。夜はちょっと涼しくなってきた。あまりに暑くなってきたので、部屋の絨毯をイ草ラグに変えたり、お布団乾燥させたり。その後、前に見つけた磐座調査を。ずっと気になっていたので、詳細観察をしに行きました。森の中にあるので、汗だらけ傷だらけになりながらも、なんとなく状況が見えてきました。岩は何も語りませんが、観察していると不思議と何かが見えてきます。やはり表面はかなり綺麗に磨かれている部分が多いことがわかりました。分かりにくいですが、写真は比較的なめらかな部分を写したものです。ただ、痛んでいる部分というか故意に崩しているような痕跡と思われる所も多々あります。なんだかかわいそうなんです。しかも壊した部分をコンクリートか何かで埋めている所も結構あります。この状況から考えるに、いくつかのイメージが浮かんできます。恐らく今から50年程前に本圀寺を移転する際、敷地造成のためにこの岩が邪魔で破壊しようとしたと考えられます。ショベルカーの爪痕みたいな部分が数カ所見てとれます。しかし、岩がかなり固かったのか、あるいは工事中に何か不幸があったのか、工事を中断あるいは変更し、この岩を残すことにします。恐らく後者でしょう。コンクリートで修理したり、祠が置かれている理由の背景には、何かの魂を鎮めるためだと考えられます。祠だけでなく、他に小さな拝所があと2ヶ所確認できます。まだお寺さんには確認していませんが、当時のことをご存じの方はもう居ないかも知れませんし、たとえ知っていても本当のことはまず教えてくれないでしょう。ただ、私には当時の状況がなんとなく見えてくるのです。観察というのは面白いものです。他人から見たら岩と対話する変人でしょうねぇ。では、誰がこの岩の表面を磨いたのでしょうか。恐らく縄文時代にまで遡ることができるでしょう。岩肌が滑らかなのは正面部分のみなので、この部分だけ露出していた可能性もあります。岩って太陽の反射で光るんですよ、ほんとに。だから「鏡石」とか「太陽石」って言われるんです。現代人が忘れてしまったテクノロジーです。あまり考古学者も着目していません。だから私が着目しているんですけどね。昔の人はそこに何か神聖なものを感じていたり、生活の中で何らかの目的で利用していたと考えられます。岩の周囲を発掘できると良いのですが…無理でしょうねぇ。今日のお昼はロビンさんで甘鮭と京水菜のパスタをいただきました☆スイーツは贈り物用に買いに行ったCAZANさんで、待合時間に形の悪い試食用のバームクーヘンを1個いただいたので、その場で完食しました☆ここのバームクーヘンはしっとりしていて美味しいのです。

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│-│-│2019/05/26(日) 00:02

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