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アラカルト人徳のある先生今日はとても悲しいニュースが。グラフィックデザイナーの勝井三男先生がお亡くなりになったとのことです。私が所属する日本展示学会の学会誌の表紙デザインを長年担当頂き、いろいろ気にかけて下さった方です。日本のグラフィック業界を牽引したとも言えるほど凄い経歴の先生なのに、偉ぶるところは少しもありませんでした。むしろまわりに気を使って下り、紳士的でかつお茶目なところもあったりして、とっても素敵な先生でした。自分は足下にもおよびませんが、こうした生き方をしたいと思わせる人徳のある先生でした。京都に来てしまってからほとんどお目にかかる機会がなくなり、とても残念でした。いろいろお世話になりました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。報道ではいろんな写真が出回っていますが、先生は笑顔が素敵ですので、産経新聞の写真を引用させて頂きました。
以下、産経新聞の記事: 国立民族学博物館や文部科学省のシンボルマークなどを手掛けたことで知られるグラフィックデザイナーの勝井三雄(かつい・みつお)さんが12日、膵がんのため東京都内の自宅で死去した。87歳。東京都出身。葬儀・告別式は近親者で行った。喪主は妻、沙子(すなこ)さん。後日、お別れの会を開く。東京教育大(現筑波大)を卒業、会社員を経て、1961年に独立。64年の東京五輪でデザインマニュアルの制作に参加した。大阪万博や沖縄海洋博、つくば科学博などの博覧会にも関わり、花の万博(90年)ではシンボルマークなどを手掛けた。日本グラフィックデザイナー協会会長などを歴任。芸術選奨文部大臣賞や紫綬褒章などを受けた。 │-│-│2019/08/20(火) 22:16│
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