アラカルト

厄を司り厄を祓う神

福岡の2日目は、先生方といくつかの施設を回ることになっていましたが、ちょっと早くホテルを出発して集合場所まで地下鉄で4駅ある距離を歩いて行くことにしました。天神南のホテルを出てすぐに遭遇したのが警固神社。聞いたことのない神社で、なんとなく物騒な印象。祭神は、警固大神といって、八十禍津日神(やそまがつひのかみ)・神直毘神(かみなおひのかみ)・大直毘神(おおなおひのかみ)の三柱のことです。それぞれ、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が黄泉の国から還した時に行った「禊(みそぎ)」と関係しています。八十禍津日神は恐ろしい「厄災を司る神」で、神直毘神と大直毘神は「厄災を祓ってくれる神」だそうです。ついでにいろいろお祈り。社伝によれば、神功皇后が三韓征伐から帰還した際に、彼女を守護し勝利に導いてくれたことに感謝して祀ったのが始まりとされていますので、メチャメチャ古い。紋も見たことがない変わったデザイン。元は福岡城跡付近にあったようです。天神のビル群に囲まれてちょっとかわいそうでしたが、それでも神聖な空気が漂います。その後、国体道路という道を歩きましたが、あちこちにお花が飾られていて、とても楽しいお散歩となりました☆

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│-│-│2019/11/11(月) 23:23

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