アラカルト

ディープな趣味の世界

なんだか夕方に豪雨があり、ちょっと歩いただけなのにグチョグチョになっちゃいました…。服が濡れていると何故かブルーになる私…。◆さて、先日奈良に行ったお話を。かなりディープな趣味の話なので、関心のない人はスルーして下さい。伺ったのは、奈良の斑鳩にある「FUKURO」という自動車パーツのリペア専門ショップ。前から良い部品を探していたジムニーのダッシュボードですが、部屋の床が一杯になるほどに。このうちの良い部品を集めて一つにします。余ったものも捨てずに整理してまたオークションに出品します。良い部品を選んでも、30年以上も前のものですから、穴があいていたり大きな擦り傷があったりします。実はこの内装部品の修理を専門にされているショップを探していて見つけたのが「FUKURO」さんです。HPに書かれていたモノに対する考え方に共感し、ご連絡したらとりあえずモノを見て頂けることになりました。普段はポルシェとかベンツとか高級外車のパーツリペアをされているようで、そこに「あの〜、ジムニーパーツいけますか?」みたいな連絡をする人間に不審をもったのか、お会いした最初はとても怪訝な顔での対応でした。が、お話しするうちに意気投合し、打ち解けることができました。とくに印象的だったのは、「最近のクルマはスマホだ!」と言っていたことで、私も以前から「最近のクルマは家電だ!」と思っていたので、こんなに同調できる人は珍しいと思いました。しかも、内装のプロということもあり、いかにカタログに書いてある言葉が間違っているかについても熱く語られていました。我々は書いてあることをいちいち検証することなく信じてしまいますので、ほんとに恐ろしい時代だなぁと感じた次第です。お忙しい中、お世話になります。ちょうど、今月のDaytonaのジムニーレストアプロジェクトの記事でも、同じタイプのダッシュボードクリーニングに関する内容がでていました。先日アウトクラスさんに行ったときに見せてもらったパーツです。実は同じように見えるパーツでも形式によって微妙に異なる部分もあったりします。関心のない人にとってはガラクタにしか見えないと思います。まぁ、その分元のパーツ代はとってもお安く手に入るのです。それに、大きなプラモデルのようなものですから、私なりのストレス解消法なんです。でも、最近は自分なりのインダストリアルアート作品の制作をしている気がしています。

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│-│-│2019/11/18(月) 23:28

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