アラカルト

隠された神

火曜日はゼミの日。来週が論文提出習慣。そうです、全員の論文をチェックしないといけないので、そうとう神経を使いました。頭を使いすぎると体がきついです。◆今日は日曜日に行った天理のお話。どうしても行きたいところがありました。石上神宮(いそのかみじんぐう)です。やっと初参拝ができました。天理というと天理教が有名ですが、ここにはもの凄く古い歴史をもつ神社があるのです。天孫降臨の時代、神武以前からの歴史に関係があります。物部氏の拠点でもあり、十種神宝(とくさのかんだから)とも関わるので、おそらくニギハヤヒノミコトが祀られていたことでしょう。彼は神武天皇に大和の地を譲った人物です。ただ、神社の都合により隠されているようです。息子のウマシマジノミコトが祭神の一柱におります。ここは、かつて武器庫としての機能があったようで、有名な七支刀(しちしとう)はこの神社に伝来していたものです。また、境内には神の使いとして鶏がたくさんいて、他の神社とは趣が異なります。この日は火焚祭が行われるようで、その準備がなされていました。境内の奥にいくと禁足地があります。方角的にこの奥にあるのは末社である祓戸神社だと考えられます。ということは、セオリツヒメさまが祀られているはずですが、こちらも完全に隠されています。もう、そんな時代じゃないと思うのですが、残念でなりません。ところで、この神社には「玉のを」という麻布と勾玉でできた珍しいお守りがあり、病気によく効くそうなので、家族の健康を祈願して一つ求めました。最近、学内ではインフルエンザが流行りはじめたので、健康には気を付けたいと思います。

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│-│-│2019/12/10(火) 22:38

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