アラカルト

サービスの本質

朝、鶯の声がたくさん聞こえる季節となりました☆鶯って冬の間どこにいるのでしょうか。◆さて、この間、那智勝浦町の資料をたくさん送っていただいたので、紹介コーナーのリニューアルをしました。ボードが備え付けられているのに、あまり使われていない場所だったので有効活用しています。建物の奥の方なので見に来る人は多くないかも知れませんが、おそらく京都でこれだけ那智勝浦町の情報をおいている場所はないかも知れません。こういうチラシやパンフレットは、同じようなテーマでもこまめに改善して新規性を出していくことが大切です。まずは手に取ってもらえるかが勝負です。ついでに、この間の駈け上がりのことも展示しておきます。ところで、この時期は閑散期なので、現地の方はいまのところ新型コロナの影響は少ないとのことでしたが、今後長引くとどうなるかわかりません。インバウンドばかりに頼っていると、いざという時に首が回らなくなります。足下の国内の人がどれだけリピートするかも大事なのです。一番大事なお客さんは町内あるいは近隣地域の人だったりするのですが、そのことを忘れがちになったりします。私もよく施設運営の調査をしたりしますが、立地場所周辺の住民がまったく利用しないという所は案外多いのです。サービスの本質はまず足下です。地域の人が来ない場所というのは、そもそも本質的に問題があり、そこを改善しないといけないのです。もちろん、ターゲット設定が全く異なる場合はありますが、地元割合をある程度固めておけば、今回のような時に慌てなくて済むのだと思います。例えば、マグロの解体ショーなどは、最近いろんな場所で行われるようになりました。見たことのない人にとっては面白いですが、何度も見たことのある人にとってはそれほどの感動はないので、新しいプログラムを考えたり、見せ方を工夫するなど、「他にはないオリジナリティ」を常に探求する必要があり、「何度来ても発見がある」ところであればリピートされるのです。

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│-│-│2020/03/12(木) 22:15

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