アラカルト

人の上に立つことの厳しさ

東京は雪が降ったそうですが、桜が開花するという矛盾。桜のクシャミが聞こえてきそうです。明日あさっては、また寒さが戻るようです。◆今日は文献を読み進めておきたかったので、一日仕事場に籠もっていました。新型コロナの関係もあり、学内はほとんど誰もおらず静かで、比較的集中できました。◆先日発売になったジムニー専門誌の最新号を購入。今回はスズキの鈴木修会長のスペシャルインタビューが掲載された特別号でした!彼は1930年1月31日の生まれの90歳です。父が1930年1月30日の生まれですから、1日違い。そして、スズキは前身となる鈴木式織機株式会社として組織化されたのが1920年3月15日です。最初に鈴木式織機製作所として創業したのが1909年ではありますが、株式会社となってから明日がちょうど100周年なんです。しかも、初代ジムニーが発売されたのが1970年4月10日ですから、今年の4月10日でジムニー誕生50周年というわけで、かなり節目の時期です。私はスズキの回し者ではありませんが、なぜか不思議な巡り合わせがあるので、うれしい限りです。前に鈴木修さんの話で印象に残っていることがあります。彼はまだ誰も相手にしていなかったインド市場に目をつけ、早くから事業提携を行ってきています。これまで200回はインドに行っています。でも、1度も「観光」をしたことがないそうです。自分が観光するのは100歳を過ぎてからと決めているそうです。働き方改革の視点からはどうかとは思いますが、そのくらいの強い意思をもって走り続けてきたからこそ今があるわけです。また、ちょっとでも気を緩めたら上場企業だろうがすぐにダメになると考えているのです。人の上に立つことの厳しさをいつも教えられます。彼がいたからこそ、また彼が岐阜の下呂出身だったからこそ、社内で反対されていた四輪駆動車としてのジムニーが誕生するに至ったのです。今号にはアウトクラスカーズの赤地社長さんと彼のジムニーコレクションの記事も豊富に掲載されていて、読み応えがありました☆それにしても、私のジムニーはいつになるのだろうか…

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│-│-│2020/03/14(土) 22:12

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